どうなりたいかというだけ |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

上戸彩さんのご懐妊のニュースに、ホロスコープってつくづくよく出来ているなあと思う今日この頃(なんのこっちゃあせる

鑑定作業を続けていますと、時々、思います。

人間もなんかマシーンみたいだなと。

このスイッチが押されると、このアクションが起きるとか、こういう状態になるとか。

たとえば恋愛に陥る時とか。

そういう感情面のことまで、ある星とある星の作用が生じると生まれる、というのを、チャート上で如実に確認してしまうと、そんなふうに思えてしま事があります。

生命の誕生なんかもそうですね。

もっともそれは星が人を支配しているという考え方。

私はそんな一方的なものとは考えていません。

星が動くからそれによって未来が決まってくというのは、あまりにも運命論的。

宇宙の図面がホロスコープですから、どうしてもそっちの方が人間よりも圧倒的に思えてしまうことが多いのですが、きっとそうではない。

宇宙と人はちゃんと関係している。

人の鏡のような宇宙が、私たちの目の前にあるホロスコープ。

それは絶対的な支配者ではない。

星の動きが単純に人を支配するのではなく、星の動きにシンクロして命が躍動している。

その命の躍動を宇宙は反映して見せてくれている。

細胞と細胞が密接に結合して、関連しているように。


人が幸せになるかどうかは、その人自身が決めること。

運勢的なリズムはあるにしても、その中で何を得て、何を体験していくかも本人次第。

人がもし本気で拒もうとすれば、起きるべきことをスルーすることもできるし、必要だったはずの体験から逃げ出してしまうこともできる。

こういうことも、私はよく確認します。

逆に言えば、断固として嫌だと思う未来を排除することもできるので、自分の都合の悪いと感じる出来事を我が身に引き起こさないということも可能だということになります。

それくらい人間は、じつは大きな力を持っている。

だから、やっぱりスイッチが押されたら勝手に起動するマシーンなどではない。

いや、マシーン的な生き方を抜け出すことができる。

本当はスイッチを押される側ではなく、スイッチを押す側になれる。

押すスイッチを選べる存在になることもできる。


本当はただそれだけ。

でも、とくにあれこれ考えず、自然に生きるのもよし。

意志的に生きるのもよし。

どっちがいいなんていう答えも、じつはない。

どうなりたいかというだけ。







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