いつもお世話になっている気功などを行える東洋治療の先生の所へ行ってきました。
あまりにも肩こりがひどく、消耗感も半端なかったので。
「これは……小説ですか?」
と、私の首肩をさわりながら、先生が言います。
「はい」
「どうも小説ってのは、本当に心身共に消耗するものですねえ」
「はい」
楽しい作業ではあるのですが、楽な仕事ではない。
同じ「楽」という漢字なのに、言えば相反するような意味合いが同居しています。
ふつう楽しいことっていうのは、本当に気分がウキウキしたり、娯楽的なことをしたり、辛そうな印象は薄いのですが。
でも、そういうことって、皆さんにもあると思うのです。
これをするのは結構きついんだけれど、どうしてもやりたくなってしまうようなことって、そういう側面があるものだと思うのです。
そして場合によっては、必要なものだったりすることもあります。
もう何年も前のことになりますが、このブログを描き続けていた時(ま、今も書き続けていますが)、これ自体はまだ占星術の仕事にもろくに結びついていない時のこと。
自分が一体、なんのためにこれを書いているのだろうと感じたことがあります。
収入源になるわけでもなく。
ただ書きたいから書いているだけ。
でも、今にして思えば、それは私の心の滋養だったのだな、と思う部分もあります。
でないと、使われないままになってしまう星の力があった。
星の力は使ってこそなんぼなので、利益があろうとあるまいと、使うことが大事で、使われるほどに磨きがかかって来るというのか、活性化するのですよね。
ブログを書くこと自体は楽しかった。
しかし、当時、時間に追われまくって余裕のなかった自分には、まったく楽な作業ではありませんでした。
楽でなくても、やっていること自体が楽しいのであれば。
そしてそれが公益を損ねるとか誰かを傷つけるとか、そんな迷惑をかけないのなら。
それはその人にとって、大事なことなのかもしれません。
楽でなくてもしたいのなら、それはそれに関する星の力が使われるのを待っているからなのかもしれません。
まだ多少、脱稿後の消耗感があります。
HP回復中のゼファーです。
自宅の裏に咲いている山椿(白椿)。
いつの間にか、満開になっていました。
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