私は以前、何度か、農業こそ今後復興させなければいけない産業だということを書いたことがあります。これがカギになると。
これには全体にも個人にも理由があります。
農業は土星のお仕事。
ところが戦後、日本人の多くはこれを「きつい仕事」「儲からない仕事」「ダサい仕事」として選択しなくなってしまった。
都会に出て、ちゃんとした企業に勤めてバリバリ仕事をしている方が、カッコいいというような風潮だったのですね。
結果、私の住むところの環境でもそうですが(山の中です)、農業に従事するのは老人ばかり。
全体として農業は衰退しているわけですが、自分の国の土地で採れたものを食べるのが、もっともその国の人間の身体には合っているはずで、要するに体を作る根本が衰退してしまうと、国民全体にも影響が出るだろう、と私は見ています。
それは見えにくい影響です。
それに農家・兼業農家という形で、かつては土星を使っていられたのに、それを農業としては使わない人が増えたために、その人の運勢の中で土星は仕事や人とのかかわりの中で、障害的な問題を引き起こす確率が、かつてとは問題にならないくらい増えてしまった。
農業労働という形で土星と向き合っていれば、むしろ幸せになれる人のホロスコープはとても多い

今、普通に働いていても、深夜まで残業ばかりという人がとても多い。
なら、農業のほうがましじゃない? という考え方もできるのです。同じようにきついのなら、農業のほうがまだ自分でコントロールできるところもあったりもする。
肉体的に強くなくてもできる農家の仕事もありますし。
(現に私の母は80を越えてもシイタケ栽培をしています)
個人にとっても、農業をすることが問題解決につながることはあるのです。
そういえば、私の住む岡山県というのは、他府県から入居率が高いのですが、そういった中には都会での仕事を辞め、農業で再出発しようとする若い世代もいて、そういった方々のドキュメントみたいな番組を先日観ました。
もちろんご苦労はある。
でも、ご苦労って、どんな仕事でもあるんですよね。
こういう人たちは土星とうまく向き合って行けるのだろうなと感じました。
一方、全体の問題もあります。
先の自国で採れたものが、その国の人には一番合っているはずだというのも一つですが。
国としても産業としての土星が、現在の日本では土木建築とか(これも土星ですが)に偏りすぎている。
建設業ばかりに力を入れも、人口が減っていく社会では「空き家」が増えるだけで、長い目で見たときには建設業の中でも、マンションとか住宅に関しては頭打ちになる時期はいずれ来る。
(建て替えやインフラなどの整備・改修はずっと続くでしょうが)
土星産業はそれだけではないのですが、私はもう少し農業へこれを振り向けないと、全体としての国力は下がるだろうと見ていたのです。
今回のJAの改変への動きは、ずっと注目しております。
この動きはおそらく、異物混入の記事で書いた土星と海王星のハードアスペクトの中で、はっきりと表面化してきた動きであろうとは思います。
このアスペクトでは、たしかにJAという土星母体の組織の解体(海王星的な)というのは生じるかもしれません。
このアスペクトだと、事態を引っ掻き回して、ぐちゃぐちゃになってしまっただけ、という危険性もあるので、慎重に事が進んで行けばよいと思っています。
ただ、このアスペクトでないと手を付けられない問題だったということも言えるでしょう。
この動きは私の予測としては、今年、下地ができて、来年に非常に活発化したり、具体的なことが進むように思います。
もうやることは決まってしまったようなので、腹をくくって、これをきっかけに日本の農業土星が一層輝くようになることを願っております。
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