当たり前の仕事をしていると…… |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

関西鑑定を5月6月と、怒涛の勢いで終えたのですが。

鑑定のお礼のメッセージを頂いたり、

「もっとゆっくり見てほしかった。友達に話したら一緒に行きたいというので、岡山に行ったら見てもらえますか」

とか。
非常にありがたい話で、このところ反響を実感することが多いです。

東京鑑定の予約状況も→こちら
すでに半分が埋まってしまっています。

ちゃんと当たり前の仕事をしたら、お客様はついてきてくれます。

そのことを実感として教えてくれたのは、過去20年ほどのホテル勤務でした。

ただ、これは機械的にやったのでは、結果はついてきません。

同じ仕事をこなして、同じ時間を働いて、なぜかお客様がつくサービスマンと、つかないサービスマンがいます。

お客様というのは本当にすごく正直なもので、

「あの人がいるからあのホテルに行こう」
「あの人の顔を見に行こう」

という感覚で行動してくださいます。もちろんそれだけが理由ではないですが、あるホテルを選ぶ動機の、大きな一部となっています。

与えられた職務を、たんたんとこなしていくだけだと、心も通わないので、結局、そのサービスマンはお客さからの信頼や友情も得られない。

働くことが義務みたいになっていると、だめなんです。

お客様と同じ目線に立って、その人の気持ちで考えて行動できるようになって、はじめて事態はプラスへ動きます。

そしてようやく

「ありがとう」といって、お客様が笑顔で去ってくれたり
感謝のメッセージをもらったり
そうそう、地元の名産の柿なんかを、ひと箱も送ってくださったお客様もいらっしゃいました。

そんなことにもつながっていきます。

ホテルで働いた日々は、私にとっては宝です。
あの体験があればこそ、今の自分があると確信します。



先日、お弟子さんのニコさんが私の人物評を書いてくれましたが→こちら

ニコさんというのは、よく人のことを見ている人で、本当に観察眼がすごい。一点集中ではなく、あれもこれも見ている人です。

彼女が言うように、私は鑑定時にあまり同情的なことは示さない人間です。
(もちろんケース・バイ・ケースですよ)

誰かに問題が起きているなら、その問題を引き起こしている(その問題を表示している)星やアスペクトについて、確信が持てるレベルで究明して、その解消の時期、あるいは解消方法が考えられるなら、真剣に考える。

そこのところが第一で、それをきちんとやることこそが、占星術師の役目だろうと考えています。

もちろん違った考えの方もいてOKで、私はそれを否定は致しません。

自分がどういう役目を果たすかというのは、本人が決めることなので。

でも、その人の心情のことは常に考えています。

そして、できるだけ最終的には希望を持てる方向性を示すということは大事です。
(これもまた、ケース・バイ・ケースですが)

ホロスコープをちゃんと読み込んでいけば、おのずと光は見えるはずなので、まずその光を見出す作業をして、それを言葉として伝える。

私も人間ですから間違うことも迷うこともあります。

でも、その人のために真剣に考えることは、やはりお客様に伝わると感じます。


ちゃんと当たり前の仕事をしていればお客様はついてきてくださる。

その「当たり前」の基準をどこに置くか。

それがきっと大事なのです。






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