パートナーは影響を与え合う |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

この頃、ご夫婦の鑑定を行うことが多いのですが。

いくつかの事例の中で、再確認させられたことがあります。

これまでにも過去、記事にしてきたことではあるのですが、

それは、

パートナーは互いに運気を与え合うということです。


例えば奥さんのホロスコープに示されている、自分の配偶者像。

結婚後、この奥さんのホロスコープの中にある男性像に、夫が近づいていくということがあります。

例えば職業選択とか、性格などもそうです。

もちろん逆に、旦那さんのホロスコープにある配偶者像に、伴侶となった女性が近づくということもある。


このようなことを書くと、たとえばパートナーに何か悪いことがあった時。

病気になるとか、失業するとか。

そのような事態が発生したときに、

「もしかして私のホロスコープのせい? 私の運勢が悪いせい?」

と気に病む人もいますが、これは考えすぎです。


そもそも結婚するような組み合わせは、それなりの縁を持ち、互いに何らかの関連性を持っていることが多い。

妻側に、夫に何か問題があるような星回りになっていたとしても、それは実は夫側のホロスコープにもなんらかの要因が示されていることがほとんどです。


重大な問題が、本人のホロスコープに出ていないはずがないのです。


たとえば私が今、ミュージカルの仕事をやっているのは、奥さんのホロスコープにある音楽性や芸術性が、私のほうへ転嫁して出てきたものと考えられます。

しかし、それはもともと私のホロスコープにゼロだったものではなく、もともとあるものが奥さん側からの影響で、やや強く出てきていたと解釈すべきです。


その影響は、多少、微妙なものですが、注意深くホロスコープを観察すれば見えてきます。


結婚後、あるいは逆に離婚後に、人生の何かが変わる人。

これはその相手からの影響であったり、自分の運気を相手に預けていたことから生じる変化であることも多いようです。


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