ロイヤルベイビーの誕生に、世界が祝福を送っていますね。
ホロスコープをちょっとだけ見ていましたが、「おお、なるほど」というものでした。
この子の誕生がいつになるか、という報道が事前になされていましたが、私は「月が母親と同じ星座にあるころが、一番確率として高いんじゃないかな」と考えていました。
母親のキャサリン妃は、山羊座の生まれの人なので、つまり月が山羊座にある時、ということになりますが。
ズバリ、ベイビーは山羊座28度の月で誕生しました。
これは月が母親を表示するからで、かならずしもこのような組み合わせばかりではないのですが、自分のホロスコープの月がある星座が、母親の生まれ星座だというのは、よく見られることなのです。
ちなみに太陽は自分自身ですが、子供のころは父親を表示する星としても強く機能します。
ベイビーの太陽は蟹座29度(ぎりぎりですが)。
ウイリアム王子は蟹座の生まれ。
これで一応、親子関係がちゃんと成立していることになります。
もっとも父親を太陽が表示するということは、子供が父親と同じ星座に常に生まれるのか? というと、これはナンセンスです。
んな、わきゃない。
父親の表示の仕方も幾通りものパターンがあり、その一部が成立している、ということにすぎません。
ちなみにキャサリン妃は、月が蟹座にある女性で、これは家庭に関するポイントにあります。
ウイリアム王子も月は太陽とともに蟹座。
月は幼児もしばしば表示します。
彼らにとって子供の第一番目が、この蟹座の生まれであったことも、何やら暗示的であります。
感心するのは、母親と同じアスペクトを共有しているということ。
太陽と月が山羊座と蟹座でオポジション。
これはキャサリン妃とベイビーでは、入っている星座が入れ替えになっていますが、ここで180度の対立が生じているのは同じです。
なにやら、暗示的ですね。
ホロスコープも実は「遺伝する」というのか、親と似た特徴を持つ場合があります。
考えてみれば、当たり前の話で、自分を育ててくれる親と運気的になにも共有していないわけはない。
立場的にも、いろいろと葛藤や困難は多そうな暗示が、ホロスコープにも見て取れます。
背負う宿命の強さはありありとしていますが、この子はきっと愛される王子になっていく。
そんな気がします。
願わくは、お父ちゃんとお母ちゃんがいつまでも仲良くしてほしいものです。
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