読まれる方へ。
占星術による世相や出来事の解読や予測には、何ら科学的根拠がありません。
世の中に対する一つの見方、そのツールの一つに過ぎません。
それをご理解頂いた上で、むやみに盲信せず、理性的な判断をお願い申し上げます。
前月から続いていた★のグラフの高い波形が、ようやく低下傾向をたどり始めました。
個人的には、現在の株安や行き過ぎた円高傾向が、この低下と共に収まってくれることを願っていますが、さて?
ここ数日のことを。
5日。イスラム教の断食月(ラマダン)に入り初めての金曜礼拝だったこの日、シリア各地で礼拝後に市民による大規模な反政府デモが起こり、軍や治安部隊が発砲するなどして強硬に弾圧。首都ダマスカス近郊アルビーンや中部ハマなどで71人が死亡、負傷者多数。
6日。アフガニスタンで、駐留米軍のヘリが中部マイダンワルダク州で墜落、搭乗していた米特殊部隊員ら31人とアフガン兵7人の計38人が死亡。
そしてここ数日。
ロンドン北部トットナムで6日夜、住民の抗議デモが暴徒化。火炎瓶が投げつけられ周辺の建物や警察車両などが放火、商店への略奪も。
その後も、暴動はイギリスの各地に飛び火。バーミンガムや中部リバプール、マンチェスター、南部ブリストルなど6都市にも広がり、逮捕者は全体で550人を超え、死者も1名。
まず今月の新月図で、
目立った軍事行動を起こす国や、また経済危機を背景に兵器をちらつかせる示威行動に出る国、あるいは内戦的な状態に突入したり激化させる国などがあるような気がします。
国民の不満を武力鎮圧するというようなことも。
これだけ役者がそろうと、火星がトランシット図の中で、蟹座に入る4日から、冥王星、天王星のアスペクトがゆるむ月の下旬までの間のどこか、とくにアスペクトが厳しい10、11日前後あたりで、深刻な対立や騒動が起きる可能性もあるでしょう。
シリアやイギリスで起きている出来事は、これらの現実化そのものと言えるでしょう。
先進的で紳士的な国、イギリスのような国でも、今年の大きなトラブルの運気はもろに表出させているようです。
今年初めの世界の予測で、アフリカ、そして同経度のヨーロッパは、全般に非常に厳しい状態にあることは解読できていましたが、イギリスでもこうなのかと、ちと落胆します。
それに比べると、我が国の国民は、確かに世界でも最高クラスの秩序と理性、品性を備えていることは間違いないなと、変なところで確信したりします。
震災とその後の原発事故などで、もっと激しいデモや暴動、略奪が起きても不思議ではないし、他の国なら起きていた可能性の方が高いと思います。
この夏の節電でも、日本人だからこそできている。
アメリカ人なら絶対にやらないと、ある報道番組のアメリカ人コメンテーターが断言していましたが。
日本人は「ええじゃないか」みたいな、お祭り騒ぎ的なノリで、何かの大きなムーブメントが起きることはあっても、それはどっちかというと、陽性で、楽しいことで起きる。
お祭り大好き日本人。
私はこの国を誇りに思います。
ちょっと話がそれましたが。
★のグラフはこの後、全体としては下降線をたどりますので、世間全体では少し落ち着きを取り戻してくれるのではないかなと感じています。
ただ、新月図の解読や今回の★のグラフの記事でも述べていますが、★のグラフには現状含めていないハードアスペクトが、今後、火星を中心に維持されます。
今となっては、この火星のものもグラフには取り入れてしかるべきかもしれません。
もともとは地震予測ということで始めた★のグラフは、今やもう少し広範なものを表示してくれています。
ここは判断を迷うところです。
火星が表示する「怒り」「車」「移動機関」「兵器」「火災」「刃物」「銃器」「暴力」「戦争」、こういったものの悪しき面が出やすいのが、今月です。
とくに火星のハードアスペクトは、今が最高潮に近い。
スポーツなどでは、限界を突破するような出来事が起きるかもしれませんが。
(世界記録更新とか)
お盆で車を使われる方も多いと思いますが、どうかくれぐれも注意なさってください。