7月の★のグラフを検証 |  ZEPHYR

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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

読まれる方へ。

占星術による世相や出来事の解読や予測には、何ら科学的根拠がありません。
世の中に対する一つの見方、そのツールの一つに過ぎません。
それをご理解頂いた上で、むやみに盲信せず、理性的な判断をお願い申し上げます。



今後のためにも、7月のグラフを客観的に検証しておこうと思います。
というのは、先月に起きた出来事の流れの中にも、「?」と思うことがいくつかあったからです。

現段階で何もかも理にかなっているなどということはあり得ない。
その「?」部分を詰めていけば、★のグラフの精度はもう少し上がるはず。

以下、先月のグラフと起きた出来事を対応させたものです。
これは私が自分の都合の良い情報を拾い出したものではありません。現状までに入ってきている情報の中で、世間的にも影響の大きかったものや死者の多く出た事件などを取り上げているつもりです。
ただ、個人で集めた情報なので、どこかに落ちはあるかもしれませんので、ここでこういうことがあったぞ、というのがあればお教えいただければ幸いです。

★は数で表記しています。
また地震に関しては、USGS発表値でM6以上のもの、あるいは日本でも震度5以上の非常に目立ったものを表記しましたが、東日本大震災の余震活動と思われるものについては除外しています。
余震は★のグラフの情報には、今のところ含まれていないと判断しています。


01日★14(新月)
02日★15
03日★12
04日★13
05日★16、和歌山県北部でM5.5、最大震度5強
06日★13
07日★15 ケルマデク諸島M7.6。
08日★12
09日★10
10日★15
11日★14
12日★17 フィリピンM6.4。
13日★12 ブラジル北東部レシフェ。小型機が離陸後10分ほどで墜落。乗客乗員16人全員が死亡。
14日★10
15日★11(満月)インドネシア、スラウェシ島のロコン山が14日22時31分(日本時間15日午前0時31分)、大規模な噴火
16日★11 チリM6.0。
17日★12 アラスカM6.1。
18日★16
19日★16
20日★17 ウズベキスタン東部のフェルガナ盆地。20日1時35分(日本時間午前4時35分)、M6.1の地震があり、少なくとも13人が死亡、86人が負傷。
21日★14 ソロモン諸島M6.0。
22日★16 ノルウェーの首都オスロで爆弾テロ、そして郊外のウトヤ島で銃乱射事件。
中国河南信陽。2階建ての夜行バスが炎上、乗客41人が死亡。
23日★20 中国浙江省温州市で23日午後8時半(日本時間同9時半)すぎ、高速列車が高架橋の上を走行中に脱線。
24日★19 
25日★18 パプア・ニューギニアM6.2。
26日★24 アフリカのモロッコ南部グルミン近郊で、軍輸送機が山の斜面に激突。乗っていた80人全員が死亡。
27日★28 韓国、26日から27日にかけて豪雨に見舞われ、土砂崩れなどで少なくとも50人以上の死者。
フィリピン、ルソン島、上陸した台風8号の被害で、少なくとも死者35人、行方不明者が25人。
28日★31 北海道で航空大の訓練機が墜落。
韓国南部の済州島沖の海上で、仁川国際空港から中国・上海に向かっていたアシアナ航空の貨物機が墜落。
29日★34 16時42分ごろ(日本時間)、フィジー諸島南でM6.7の地震
30日★33 イタリアのシチリア島、エトナ火山が噴火。
31日★30(新月)ヴァヌアツM6.2。
シリアの反政府でも似対する弾圧で、少なくとも143人が死亡。
インド東部・西ベンガル、2本の旅客列車が衝突。

28、29日をピークとして、新潟・福島を中心とする豪雨被害。



これで見ると、ざっくりした流れでは、はっきりと月後半の波形の大きなところで大きな事件、事故、災害が起きていることが分かります。
アメリカのデフォルト危機も含めて良いかもしれません。

とくに問題にしたいのは、死者の数です。
すべての事故のその後の情報は集めていませんので、はっきりとした数値は分かりませんが、ざっと見ても20日のウズベキスタンの地震以降、異常なほど人が亡くなっています。
事故や災害、デモの弾圧などで。

★のグラフは、どちらかというと、この人命が失われるという出来事に対応しているのではないかとさえ思えます。

そう考えると、たとえば7日には7月でもっとも大きな地震であるケルマデク諸島のM7.6が発生していますが、数値的には大きくないということも説明がつきます。
逆に言えば、波形が大きなところでは被害地震や人命が失われる災害(天災・人災)が発生しやすいという解釈も成り立ちます。

ただ、7日に関しては、もう少し数値を高めに算出することができたようです。
月を含む瞬間的なアスペクトが計算に入っておりませんでした。

これ以外では、15日のロコン山の大規模噴火が、数値的に低いのではないかという印象を持ちますが、これについてもある答えは出しています。
じつはこの日の前後で、火星やベスタ(どちらも火の神)を含むアスペクトが生じしていて、これはまるっきり計上していなかったものなのです。
このアスペクトがその後の二日間にも影響を与えていて、他のM6クラスの地震にもつながっていたようです。
どうやらトラインのようなソフトアスペクトでも、特殊な条件を満たせば★のグラフの中に計上すべきだということが、可能性として見えてきました。

★の数が14、15くらいになると、地震に関してはM6程度のものは発生しています。
同程度の数値で推移しているときでも、ちょっと数値が高くなったところで目立った地震が発生していることが分かります。

今月(8月)からは★のグラフは、基礎値の二つを減らしていますから、8月のグラフを見るときには、12、13個あたりから警戒すべきかな、という見方でよいと思います(全面的に盲信するのはやめてくださいね)。
この辺はもう少し、発生状況との対応を確認する必要はありますが。

もう一つ注意してほしいのは、7月がそうであったように、★の数が非常に多いからといって、それがすぐに巨大地震に結びつくわけではないということ。

他の現象として起きてくることも多い、ということを、あらためて7月の★のグラフと出来事は教えてくれています。

今後も研究を続けます。

そして今後も皆様には、理性的な判断とご理解をお願い申し上げます。