冥王星と天王星、スクエア世代 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
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 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

アスペクトに関するご質問を頂きましたが、過去記事の中に自分なりのアスペクトの解釈を書いたものがありますので、ご覧ください。

テーマで「アスペクト論」を選んでもらったら、その記事をまとめて読んでもらうことができます。
携帯電話でもこの機能が使えるようになったのはイイ!

おかげで「満天の一つ星」なども、すぐにまとめ読みしてもらうことができます。

ほかにもいくつかご質問を頂いているのですが、一つ一つにお答えしていたら身が持たないあせる

ただ、このブログの過去記事の中には、宝の山みたいにわんさか占星術情報がちりばめてあったりしますので、さかのぼってもらったら解決するようなことも多いかもしれません。

そのうちに、ふいっとご質問の解答記事を書くことがあるかもしれませんが、これもタイミングですね。


今日はここのところの世間の流れの中で、「どーしても」気になっていることを。

それは今後の冥王星の活動です。

昨年頃から冥王星は天王星と山羊座、牡羊座でスクエアを形成し始め、これから大きな力をふるってくる「世代的なアスペクト」だと思われます。

こうした動きの遅い星は、ある一定期間、効果を持続されます。
たとえば私が生まれた頃の世代は、冥王星はたいてい海王星とセクスタイルという調和角を持っていました。

これはその後のスピリチュアリズムの台頭や、生活の中での理想の根本的な刷新(たとえばそれ以前の世代が、いい車に乗って、立派な家を持つことが価値観だとすると、それとは根本から違う価値観)、夢の幻滅や崩壊、突出した精神性いったことも体験しやすい世代とも言えるでしょう。

こうした動きは私たちが生まれた頃からじわじわ起きてきていたのですが、今、私たち世代が社会の最前線で活動する時期に非常に顕著になってきています。


冥王星・天王星のアスペクトについては、過去に触れたこともあります。
<2012年の真相(個人的見解ですが)>を参照してください。

この中で触れている、冥王星と天王星の合から始まったサイクルの中で、今はとても厳しい10年に突入しているのです。

これは2019年初め頃まで続きます。
この冥王星と天王星のスクエアは、人類が未体験ものです。
(占星術では発見される以前の天体のアスペクトは無効と見なす。まだ存在していなかったのと同じ)

ここは世界的にも非常に大きな節目になり、この時期にかなりの動乱が予測されるのです。

ウサマ・ビン・ラーディン容疑者がアメリカ軍によって殺害され、今後テロが活発化しそうな気配ですが、この流れもこの冥王星・天王星のコンビに関係しているのではないかと、私は考えています。

すでに報復の第一弾と思われるものが起きています。

冥王星・天王星のハード下では、どうしても今後、テロや戦乱は活発化するように思われるのです。

この効果が今後じわじわ出てくる。
最終的にはここで生まれた子供たちが成長した頃に、大きな結果をもたらすのかもしれないのですが、やはりこの10年程度の間にも顕著な動きはあるに違いない。

冥王星。

そしてペルセポネー。

この記事は続きます。