空さんの鑑定 part.7 |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

生まれる前に空さんが決めた人生の目的と、今のこの世で空さんが「生きがい」をうまくリンクさせるには、どうしたらよいか。

ということは、空さんのホロスコープの中にブルー・プリントを読むということから始めなければなりません。
もちろん私は魂の設計図、ブルー・プリントが反映されたものがホロスコープと考えており、ホロスコープの解読は、イコール、ブルー・プリントの解読のはずです。

しかし、ここではまさに魂の全体的な目的を読まないといけません。

空さんと私の出生チャートは似たところがあり、それは12ハウス以外にある星は、すべて地平線下にあるということです。

こういうタイプの人の多くは、「内的な蓄積」というのを求める傾向があります。

知識、経験、技術、能力。

こういったものを他人に発信しなくても、自分の中でどんどんため込む傾向があります。

空さんの場合、集約的にそれが現れているのが、3ハウスです。
ここに太陽、金星、冥王星、水星と四つの星が集まっています。

3ハウスの持つ意味は大きい。
つまり自身のコミュニケーション能力の拡大や知的発展というのにこだわることが考えられます。
また太陽自身がそこにあるのですが、自分の「居場所」とか「ありよう」というのも、この3ハウスにあると考えられます。

天秤座の3ハウスです。

調和とバランスの星座の天秤。
知能やコミュニケーションの3ハウス。

そして金星・冥王星・水星はセミヨッドの中心点です(じつはもう一つセミヨッドはあって、それにも関係しているのですが、これらが中心で星が集約している点を重視します)。

こういったことをトータルで考えると、空さんは自身の得た知識や体験をもとに、「他人と関わっていく人生」というのが浮かび上がってきます。

それも3ハウスですから、「比較的自分の身近に存在する他者」です。

その人々との関わりの中に、空さんの目的がありそうです。

つまり自分個体だけの人生ではない。

もちろんみんなそうなのですが、中には「自分のやりたいことを思い切りやる人生」とか「他者との関わりよりも孤高の生き方、独創を」というホロスコープもあります。
そういう相対的な意味において、空さんは自分が誰かに関わって行く生き方の中にこそ、目的がありそうです。

では、その目的とは?


他にも私個人が発見している占星術上の法則に、「度数値の集合」というのがあって、アスペクトの強弱、有無にかかわらず、いくつのかの星座の中でほぼ同じ度数の数値を示すものが多数ある場合、それらに重要な意味があると思われるのです(こんなこと言っていいのかな~あせる)。

空さんの場合は、これが17~18度で顕著に確認でき、これらがすべて人生の上の家庭や恋愛、コミュニケーションなどに深く関わっています。

この集合した数値のエネルギーを、もっとも強く受けられるのが、ずばり水星なのです。

水星は21度なのですが、17度金星、18度冥王星と合でつながって、これらの連携した星のパワーを、じつは一手に引き受けて使うことができます。

帰国後のやりたい事として、既にヴォイストレーニング、占星術、語学(英語)を自分の中で挙げているのですが、

はい。これは空さんの言葉です。

すでに水星(ヴォイストレーニング、語学)をかなり選択されておいでです。

この空さんの言葉がなくとも、私はかならず空さんのチャートを読めば、この水星にこそあなたの生きる目的があるはず、とお答えしたはずです。

この問題に関して、ほかに解読の余地がないほど、水星なのですから。


次回、空さんにとってのこの水星の本質的な意味と、水星の機能を120%使うためにはどうすればよいのか、どのような心で生きていくことが望ましいのか、が明かされます。

それこそがリンク。


そして、たぶんこのシリーズ鑑定の終着点です。

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