ベルルスコーニ首相とイタリアのチャートについて |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今朝の新聞によると、チュニジアの「ジャスミン革命」の成功で、強権政治下にあるアフリカや中東のアラブ諸国に、同様な動きが飛び火する可能性があるという記事を目にしました。

たしかにアフリカの春分図を確認すると、昨年と今年、政治や国家体制の大きな変化を物語るようなチャートになっている国は多い。

もしかすると、「革命」の火はかなりの広がりを見せる可能性もあります。

天王星の非常に強化されたここ数年。

その星の意味する「革命」が、こうやって実際に起こってしまうものなのですね。

ただ、その結果、混乱が拡大して、弱者に飢えや生命の危機が迫るといったことは避けてほしい。

けれど、そうも行かない現実。

アメリカは過激なイスラムの復活を危険視しているようですし、転がり方によっては悪い方へ情勢が傾く可能性もあるでしょう。



昨日、記事を書いた時点ではすっかり失念していたのですが、チュニジアとほとんど同じようなホロスコープになってしまうイタリア。

ベルルスコーニ首相の未成年売春疑惑。

真偽のほどは私が判断するつもりはありませんが、こういった事態がやはり起きてしまうのですよね。

現状がまだ2010年春分図の表示する期間だとして、チュニジアとイタリアは非常に近いチャートになるのですが、微妙な差があります。

イタリアでは土星はアセンダントに合ですが、一応、12ハウスにあります(チュニジアでは1ハウス)。

これが「隠されてきた試練を与えるもの」であり、「不敬や不義理」「権威者(土星)の隠されたもの」を表示しています。

土星は国家元首である太陽とオポジション。
冥王星(性の星)とスクエア。

またイタリアの10ハウス(国、政府)の支配星である月は、8ハウス(セックスの部屋)に入っています。
月は海王星(不義、淫ら)とスクエア。

現在、取りざたされているようなことが表面化してもおかしくはない配置です。

もちろん読み方はいろいろとあり、これはあくまでもイタリアの現状に沿った解読です。
それでも、こんなに無理のない解釈ができてしまうところが、ホロスコープのすごいところです。

しかし……。

報道されているようなことが、もし真実であるなら。


男って、ホントにアホよな~。(´д`lll)

いくつになっても。

こんな地位も名誉も、それどころか国家としての顔になっている人物が、こういったことに手を出さずにおれないのだとしたら……。

ホっっントに、アホよな~。

つくづく思うのは、こういった男のアホさ加減についての話を、身辺でもちらほら昨年から目にしてきたからなのですが。

ちなみにベルルスコーニ首相の出生チャートでは、金星と冥王星がスクエア。

おそらく現地時間で午前11時以降の生まれで、月が土星と合になっていると推定されます。

プログレス(進行)を確認しても、まず……これが致命傷になるかな?

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