確信を深めています。
「地震占星学の基礎理論」は間違っていないと。
とくにM7を超えるような大きな地震では、かなり明瞭な法則性が90%程度の確率で発見できます。
もちろん、まだ「?」の部分の残されている事例もあります。
昨年の暮れに自分が行った予測が、どの程度正確であったかということも、きちんと抑えておく必要があります。
昨年の12月23日付けでブログにUPしている<2010年の地震予測>の中で自分が要注意期間としてあげているのは12で、それぞれの期間で起きたM7以上の現実の地震との照応が以下のものです。
註・予測記事に書いているとおり、1日程度の誤差を含めています。
①1/4~1/9 →
1/04 07:36:31 M7.2 SOLOMON ISLANDS
②3/21~4/5 →
4/05 07:40:42 M7.2 BAJA CALIFORNIA, MEXICO
③4/22~5/1 →
ナシ
④5/4~5/12 →
5/09 14:59:42 M7.2 NORTHERN SUMATRA, INDONESIA
⑤6/14~6/21 →
6/13 04:26:50 M7.5 NICOBAR ISLANDS, INDIA REGION
6/16 12:16:28 M7.0 NEAR THE NORTH COAST OF PAPUA, INDONESIA
⑥6/25~6/30 →
ナシ
⑦8/6~8/21 →
8/05 07:01:45 M7.0 NEW BRITAIN REGION, PAPUA NEW GUINEA
8/12 20:54:16 M7.1 ECUADOR
⑧9/4~9/12 →
9/04 01:35:47 M7.0 SOUTH ISLAND OF NEW ZEALAND
⑨9/13~9/20 →
ナシ
⑩10/16~28 →
10/25 23:42:23 M7.7 KEPULAUAN MENTAWAI REGION, INDONESIA
⑪11/19~11/28 →
未観測
⑫11/30~12/9 →
未観測
となります。
データはすべてUSGS発表値で、それを日本時間に換算しています(私の予測は基本的に日本時間でやっているので)。
現時点までで、10件中7件まで予測期間でM7以上の地震が起きていることが分かります。
科学的な思考で判断すれば、これは十分すぎるほど有意な偏りです。
昨年の暮れの段階では、私はすでに地震占星学の基礎理論をほぼ確立させていましたので、これに基づいた予測がかなり正確なものとなったといえるでしょう。
上記はM7以上のものに絞っているので、6クラスの頻発といった事例も含めると、的中度はさらに上がります。
ただ。
これらの予測は、昨年の暮れの段階で発見していた地震誘発天体のハードアスペクトに注目して、お出ししていたものです。
当然、一年間をざっと見ているので見落としも多く、他にも数件、M7以上の地震があります。
それらは毎月の予測の中で、事前に発見できたものもあります。
自分の中でも痛恨なのは1月のハイチの地震を予測できていなかったことです。
この地震に関しては、いまだに「?」の部分が若干残っています。
もう一つ痛恨なのは、2月27日にチリ沿岸部で起きたM8.8の大地震について、もう少し明瞭な事前観測ができなかったのかということです。
もちろんこれについては<2月の占星術予測>の中で、2月28日、3月1日前後というニュアンスで表記し、この二日間の前後でのハードアスペクトは、直前に発見はしていました。
が。
2010年の今までを通じても、この2月27日と28日は、ダントツに地震のエネルギーが強かったのだということが、今回の再検証で判明しています。
しばらく前から導入している、1日当たりのM5以上の地震の総計は、
27日が238.8

28日が384.5

なのです。
これは驚異的な数値です。
1日の総計が40を超えたら、かなりのものなのに、桁が違う

もちろんこれは、チリの余震も含めているのでこうなっているのですが、やはりマグニチュードというのは1上がるだけでも、非常に大きな差がある(たしか自乗されるんじゃなかったっけ?)。
こういう極端なアスペクトを、事前にもっと明瞭に観測できていないと。
この頃はまだアスペクトの有無は判定できても、実際にどの程度地震の強弱につながるかという判断をするには、情報が圧倒的に不足していました。
今でも十分ではなく、日々、蓄積されていて、この結果、ようやく★のグラフが作れるようになってきたわけです。
ただ、★のグラフもまだまだです。
現在は、こういったある程度の要注意期間の中でも強弱のポイントを見つけ、そのどこで地震が発生しやすいかということを判断しようという段階に入っているのですが、いや、これがなかなか難しい

ちょっとした見落としで、一日程度のずれが起きてしまう。
けれど、ざっくりとした長期予測では、こういったたとえば「○月の下旬頃」みたいな表記でも十分、予報の役割は果たせるだろうと考えます。
じわーっと、来年の予測、解読中です。
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