AIGエジソン生命保険株式会社は、47都道府県別、既婚男女合計4,700名を対象に、「家族意識と県..........≪続きを読む≫
よく血液型占いなんてナンセンスだ、というご意見を聞きます。
前にもちょっと書いたことがあるのですが、血液型はその人の人体が持っている一つの「型」で、肉体の条件はある程度、性格というのか体質や気質的なものとして、人に影響を与えて当然ではないかと、私は考えています。
ただ人間を四種類に分けようというのは、明らかに乱暴な話で、これで何かを決めつけるというのは、あまりしないほうが無難かな、とは思います。
どこかで偏見につながるような気もしますし。
血液型占いみたいな形で騒がれると、人間感情として「一括りにするな!」と反撥したくなるのも分かる話なのですが、たとえばもっとざっくりとした分け方もあります。
白人種。
黒人種。
黄色人種。
こういった人種にも、一種の気質的な差はあるのでは? という話になると、血液型に反撥している人でも「まあ、そりゃあ、あるんじゃない。全体的な傾向としては」という反応になることが多い。
また国民性というものもあります。
アメリカ人気質。
日本人気質。
ドイツ人気質。
やはり、これらはある。リアルに感じますよね。
我が家の娘が「ヘタリア」なんていう、各国の象徴となるキャラクターが登場する漫画やアニメを見て、喜んでいますが。
そこに出てくる各国のキャラは、おもしろおかしく誇張されてはいますが、確かに国民性を背景に作られていて、それがまったく根拠なく思えないからおかしい。
そんな中で、上記の「家族意識と県民性」の意識調査の報告は、非常に興味深いものです。
妻に従う傾向がもっとも強いのは宮城県で、わが岡山県は愛知と並んで2位だそうです。
なんとなく納得できそうな結果です。
人は環境に影響を受ける生き物です。その地域にある傾向から影響を受けるのも当然で、とくに家族意識などは最たるものでしょう。
子は両親のやりとりを見て育ちます。
それは無意識の刷り込みとなる。
お父ちゃんがお母さんの意見に従っているのを目撃して成長すれば、まったく無意識レベルで「それは当たり前な成り行き」として受け入れられます。
もちろん個人の性格で、自分の我を押し通したい男は、宮城であろうか岡山であろうが存在している。
妻の意見など聞かない、という人も多いでしょう。
けれど、人は生まれ落ちた土地にも影響を受けている。
たとえばこのブログを書いている、2010年11月13日8時としましょうか。
この瞬間にイタリアのローマで生まれた子供とアフリカのリビア、トリポリで生まれた子供は、ほとんど同じホロスコープを持ちます。
大きな差はそこにはない。
アセンダント度数に若干のずれがある程度。
でも、蠍座の太陽で水瓶座の月、アセンダントは獅子座。
2ハウスに土星があり、4ハウスに水星と火星が合。
こんな構図はまったく同じです。
しかし、自由主義のキリスト教圏に生まれた子供と厳格なイスラム宗教圏に生まれた子供が、まったく同じ性格になり同じ運命を辿るわけがない。
ただ、周期的に巡ってくる「運気」は同じです。
ハードアスペクト。
ソフトアスペクト。
ただそこで受ける体験は、中身が違ってくる。
私たちはほとんどのケースで、同じ日本人の占いをし、日本人の感覚で鑑定を行います。
それは当然、同じ日本人としての感覚を共有して解読している、という背景があるのです。
時にはこういう考察を広げてみることも大事。
でないと、視野狭窄。
井の中の蛙になってしまいます。
興味深い報告を読み、なんとなくつらつらと書いてしまいました。
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