民主党代表選の結末(タロットの語っていたこと) |  ZEPHYR

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菅直人さんが民主党の代表に選出されましたね。
昨日はこの話題で持ちきり。

私は過去に<民主党代表選の行方><民主党代表選の行方2>という二つの記事を書いています。
最初のでは代表選に出馬する小沢さんのチャートを中心に解読し、比較した場合、菅さんの方が運気的には不利ではないかということを、そして二度目は鳩山さんの調整が不調に終わり、小沢さんの出馬が再度確定的になったときに引いたタロットを中心とする解釈でした。

最初の記事でも、小沢さんの状態は万全とは言えませんでした。
冥王星のヨッド。
ヨッドは一発逆転、大成功の星でもあるのですが、これはこれまで良き努力を続けてきた人のケース。
たとえば、今年、世界ランク1位になった宮里藍さんなどは、今年ヨッドがあるのです。

頂点に立つことも可能なのです。

でも、小沢さんはこれまで冥王星のダークサイドに近い政治家としての人生を歩んできている。
土建業、建設業、表に出せない秘密の世界。これらは冥王星の領域です。

使いこなせなかったのでしょう。

菅さんは天王星が示す分裂のアスペクトがこれから強くなっていくので、民主党をまとめていくのは大変だと思います。
この運気上の不利をここで跳ね返せたのは、本人の努力というよりも、多くの国民の小沢アレルギー(というよりも、小沢的な政治家へのアレルギー)であろうと思います。

ここまでの経緯の中で、民主党を二分する戦いを二人が演じたのは、これは菅さんにとってはこの分裂の運気を消化するために、「あったほうが良い」展開でした。
これがなければ、菅さんが再選された後、逆に本当に民主党が割れる危険があったのではないか、と私は逆に考えてしまいます。
注・私は心情的に小沢さんを押すわけでも、菅さんを押すわけでもありません。

けれど。

そんなあれこれを超えて。

タロットカードは単純にこの結末を表示していました。

結論から申し上げると、菅さんは代表選に勝利する。
もし小沢さんが勝つような事態になっても、菅さんは首相であり続ける?(そんなことがあり得るのかどうか、政治オンチの私はよく知りません)。

このカードが示すのは

「双方、勝利」であり「統合」

なのです。

民主党は、どうやら割れない。

小沢首相は誕生しないのではないか?


ということを申し上げました。
結末はこのタロットが示すところのものを、正確に表現しました。

このタロットは「民主党代表選の結果はどうなるか?」というお題で、二者択一的に左側が小沢さん、右側が菅さんという設定で引いたものです。

右のカードは「皇帝」。
ならばストレートに、菅さんが日本の総理であり続ける。

左のカードは「審判」。
これには「復活」「仲直り」などの意味があり、小沢さんは代表選に勝利できないが、この選挙の結果、勢力・影響力を回復させるという解読が可能です。

そして中央には、二人とも口が酸っぱくなるくらい繰り返している「挙党態勢」という言葉を表現する、「統合」「結合」である「太陽」が。

つまりこの選挙の結果、民主党は一応、挙党態勢になっていくが、それはかつてのように小沢さんか、小沢さんの派閥の有力者を入閣させる、重要ポストに就けるなどの形になっていくのではないか、というのがこのタロットの一番素直な解釈なのです。

そのための儀式のようなものがこの選挙であり、菅さんと小沢さんが最終会談を持ったとき、それは「決裂」→「両者の戦い」になったのではなく、このときにもしかするとお互いにとことんやるが、どちらが勝っても互いの尊重するというような申し合わせができたのではないか?……

という、赤字の部分は、あくまでも私の妄想です。
でも、そう思ったからこそ、<2>の記事では「戦いはなくなったのではないか」と書いたのです。

いや、もちろんそんなことはないかも知れません。

でも、彼らは言ってますね。
「ノーサイド」と。
小沢さんは自分が総理になっても、菅さんは要職に、というような事前発言も。
逆に菅さんは、同じようなことは言ってませんが(そりゃ、言えんわな。それ言ったら支持率下がる。小沢さんは、菅さんを取り立てると発言した方が上がる)。

本当にそういう話し合いがあったかどうかは別にして、あの時点ですでにこの流れができていた。
だからこそ、タロットはあの展開になった。

小沢さんが党の要職に就くか、あるいは他の派閥有力者が入閣するか。
もしこの条件に合致しないでも、この代表選の、とくに地方議員やサポーターの「小沢はNO」という強い意見を受け入れる形で、小沢勢力の「仲直り」があるのではないか、という推測が可能です。

そして少なくとも、短期間での分離・分裂はない。

菅さんにしても、国会議員票はかなり拮抗していたわけですから、ここまで支持されている小沢さんを軽視できない。つまり代表選に立つことで、小沢さんはうまくすれば総理になれ、なれないまでも「復権」が可能だったわけで、「当分は小沢さんはおとなしくしてもらったほうがいい」と発言していた菅さんも、この選挙結果を受けたら「やはり登用しないわけにはいきません」というような口実が成り立ってしまう。

というようなシナリオは、すでに小沢さんが代表選に出馬することが再決定した段階でできていたのではないか、と思えるのです。

そして、どちらが勝っても統合=挙党態勢へ。


これはもちろんカードやチャートを解読した、私の個人的な推測の域を出ない解釈です。
放恣な妄想とお考え下さい。
しょせん、政治オンチですから。

「審判」
小沢さんのほうに出ていたカード。これは再度の法的な措置が執られる可能性も示しています。

しかし、正位置。

小沢さんがこれで政治生命を失うことはないと思われますが……。


以上、9月1日にあえてやり残したカードの解読です。


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