カーディナル・クライマックスは誕生でもあった |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今日の記事は、ちょっと心苦しい部分もあります。

知人の中には不妊で悩んでおられるかたもいらっしゃるので、そういうかたは今日の記事は読まれないのが良いかも知れません。
焦りを助長させる可能性もあるからです。

気分的に余裕がある人、またそのようなコンディションのときにお読み下さればよいかと思います。

このところミュージカルの会議が非常に頻繁に行われています。
その中には、私が役を当て書きし、ステージに立ってもらおうと考えている同じK配ぜん仲間のHさんもいます(旧姓であえて書いています。現・Mさん)。
もうHさんは臨月で、いつ生まれてもおかしくない状態です。

そのHさんから興味深い情報を得ました。

今年の夏はベビー・ラッシュだと。

彼女が出産を予定しているところでも、月100もあれば多いな、というところなのに、160も予定があると。
ベッドが足りなくて困っているようなところもあるようです。

それを聞いたとき、はたと今現在のカーディナル・クライマックスを中心とする、ハードアスペクトのことが思い浮かびました。

現在、牡羊座・木星、天王星、天秤座・土星、火星(たった今は金星も)、山羊座・冥王星という形で星が配置され、動きの遅い星の間でTスクエアができています。

カーディナル・サインは創造の宮です。
人類が古代から連綿と引き継いできた最も大いなる創造は、「出産」です。

このカーディナルのハードアスペクト下で生まれる子供たちが多い。

非常に短絡的に、「運の悪い子が多いんじゃないの?」という占星術師は、これは浅読です。
これらはこの世代に作用するアスペクトと捉えるべきで、このTスクエアとの関係でどのような人生を創造していくかが、本人のチャートということになります。
ただ、たしかに普通よりも手強いような子供が増えるでしょう。

また運勢的に厳しいものを体験する可能性も高くなります。

でも、全体に少子化傾向なのに、ここで急にたくさん?
もちろん、これは全体にどうなのか。
報告を待たねばなりませんが。


私はこう考えます。

ここで生まれた子供たちが成長した頃、彼らは新しい世の中を創造していく役割を担うようになるのではないか?
そのためにここで、どうしてもある数が生まれる必要がある。

だからこそ、ここで多いのではないか?

私のブログを読んでいるHさんは、「今生まれるということは、昨年の暮れぐらいに何かそういう星があったのでは?」と指摘しました。

要するに仕込みたくなるような星があったのでは(爆)、ということなのですが、

実際、それらしいものは発見しました。

が、やはり私はどちらかというとこのカーディナル・クロスに焦点を合わせてこの世に生を受ける魂たちが、待機していたのだと考えます。

Hさんの子も、間違いなくカーディナルの影響は大きいはず。

次世代を担う子どもたち。

彼らのために私たちは、今の世の中を少しでも良くしなければ。


追記・カーディナル・サインの中で蟹座だけは今、月が回帰してくるときぐらいしか星が入りません。
月は蟹座の支配星です。
空席になった蟹座なのですが、このように、あるコンビネーションのサインの組み合わせで空席が生じると、逆に他のサインからそこを埋めようとエネルギーが集まるのではないかという傾向を私は感じています。
蟹座は母性の星座、月は幼児でもあります。

こうした流れの中で、不妊に対して何か手をさしのべようという心優しい動きを示す人も出てくるのだと思います。


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