なが~~~~いボイドタイムに起きたこと |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

12日午前9時3分~13日午前7時42分。

<帰ってきた料理長(あの世から?)>の記事でお知らせしていたように、先日、なが~~~いボイドタイムがありました。

約一日。

こんなに長いボイドタイムは珍しいです。

月が一つの星座を移動中、他の星とメジャーなアスペクトを最後に結んで、その星座を出るまでの時間。
これが、ボイド・オブ・コースです。

計画が頓挫したり、会議が紛糾して収拾がつかなくなったり、決めたことがなし崩しになったり、またこの時間帯に開業したりすると、ボイドの無効化の作用を受け、うまく行かない……などなど。

そんな厄介なボイドタイムが一日もあった。

この日、何が起きたか!?

「あの世が見えました」

このようにレストラン勤務M君が証言しました。

翌日、私がレストランに入ると、「昨日はやられたんス」と語り始めました。
途中まで暇だったのに、1時半を過ぎてからランチのお客さん、それも8名とか6名とか、そんなパーティのお客さんが怒濤の勢いで次々と来店された。

二人しかそのときレストラン・スタッフがおらず、応援を呼んだのですが、とにかくもうパニックパニック!!

M君がだばだばとレストランで働いているとき、私は

「あ~~~、今日は長いボイドだなあ。なにもせず、まーーーったりとすごそう」

自宅で扇風機に当たっておりました。
やっていたのは、すでに解読を終えていた人の鑑定メールのざっくりした作成と、夜のミュージカル会議の用意だけ(ボイド中は解読ミスを犯す危険があるので、極力仕事はしない。するとしても事前にやっておいた解読のあらがきをする程度)。

夜。
やはりレストランは大忙し。

料理を運んでいたM君。
料理を載せて運ぶ台車のキャスターが、たれていた台車のクロスを踏んでしまい、

ガッシャーン!!

上に乗っていたオードブルの皿がひっくり返り、子供用の料理が破滅を音を立てました。

そんな頃、私はミュージカルの会議に出席し、みんながセリフを回し読みするのを横から眺め、

「さすが、演劇をやっている人のセリフは違うなあ。すげえ」

と、まったりと感心しておりました。

ミュージカルの会議では、この日、さして重要なことは決定されませんでした。
しめしめ。
この日決まったことって、流れちゃう可能性が高いから。

娘(演劇人)を連れて会議に出ていた私は、10時頃帰宅、すると……

「おお、今日は焼き肉かあラブラブ

お肉をじゅうじゅう焼きながら、(今日はまだまだボイドタイムだあ)

「焼き肉うめー! ビールうめー!」

と、堪能しておりました。


そして次の日、つまり昨日ですね、顔を合わせるなり、M君が、

「昨日、やられたんス。もうめちゃくちゃ。死にました。あの世が見えました」

と語ってくれたのが、上記のような昼と夜のレストラン。


「あんな、ボイドタイムってのがあってな、ボイドではレストラン、荒れることが多いのよ」

私はこれは経験的に知っていました。

ボイドタイムでは普段思ってもないような行動を取る人間が増えます。

いつも来ないようなお客さんが来たり、いつもとは違ったパターンでお客さんが押し寄せたりします。

そして荒れるのです。


こういうことを私は長いホテル仕事で、肌身で感じていました。

「昨日から今日の朝にかけて、なが~~~~い、ボイドタイムだったのよ。だから、荒れたんだ」

私の説明を聞いてM君はしきりと感心し、おもしろがってもいましたが、

「ちょ、それ、先に教えて下さいよ!」

チャンチャン♪



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