ボイドタイムにも意味がある? |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
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 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今日は18時58分まで、ボイドタイムですダウン

非常に長いボイドなので、さすがにここで仕事をするのはやめているzephyrです。

ボイドってなに? と思われる方は、過去の記事を検索してみてください。
サーチしてもあったら、他にもボイドに関する記事はあります。

<ボイドに関する私見>
<なが~~~~いボイドタイムに起きたこと>

過去の記事の中には、ボイドタイムでも変わらずに鑑定をしているということも書きましたが、最近はできるだけ避けるようにはしています。

というのは、私は平静にいつもと変わらぬ業務をしていても、受け取り側の相談者にとっては、これは「いつもと同じ日常」ではありません。

こちらの話すことを誤解したり、何かまずいことだけを異常に強調して受け取ったりということも起きやすくなると思われます。

メール鑑定などでも、すでに事前に鑑定文の作成を終えていても、このボイドタイムで送信するのは止めるように心がけています(できるかぎり)。

やはり鑑定文を読む方の心情が、通常とは異なっていて、上記のよう誤解が生じることもあると考えられるからです。

ボイドタイムに申し込まれた鑑定依頼に、出生時間の間違いがあったり、後で尋ねたいことが変わったりとか、そういったことも、やはり見受けられます。

慎重にやるに越したことはないかな、と思っています。

こちらが結果の送信後、相談者の方がたまたまなかなかメールが開けず、開いた時間が短いボイドに当たっていた、なんてこともあるでしょうが、さすがにそこまではこちらではコントロールできませんので、とりあえず長いボイドタイムでのメールのやりとりは避けるようにしています。


なかなか厄介なボイドタイムですが、じつはここ数日のうちに、ボイドに関していくつか面白い現象を体験しました。

たとえば物語のアイディアとかなのですが、今までに考えたこともないような斬新なアイディアが、ここで出てくる傾向があるような気がします。

ボイドというのは、そもそも日常的でない行動をしやすい。

普段の自分とは違ったこともしやすい。

普段の自分では思いもつかないような考えも抱きやすいわけです。

ということは、当然、新しいアイディアは、ボイドタイム中に発生しやすいことになります。

もちろんこれを衝動的に思いつきでやって、短期的には失敗することもあるでしょう。

とくにボイドタイムのような、長くても1日とか2日にまたがってとかいう程度の時間内でできてしまうものだと、ボイドは無効化として働きますから、成果は出せない。

数時間、数分しか働かないボイドもあります。

その時間内で、ぱっとやってしまえるようなものだと、うまく行かない可能性が高い。

しかし、たとえば小説を創作するとかいうのは、1日や2日ではほとんどのケース、無理です。

数ヶ月とかかかるのが普通。

このようなケースでは、ボイドで得た着想を、現実に使えるかどうか検証し、あたためて、肉付けをし、ちゃんとした形にすることができるのではないか。

そもそもひらめきのようなものが、どういったときに起きやすいか?

もしかしたらボイドタイムでひらめいていないか?

というようなことも、ふっと考えつきました。

だとしたら、ボイドタイムにも存在意義があることになります。

ボイドは月が星座を運行中、最終アスペクトを作ってから、その星座を出るまでの空白の時間を指しますが、この空白の時間にもしかしたら次の星座へ移って、ことを始めるという準備が行われるのかもしれません。

だからこそ、新しいアイディアが降ってくるということも起きるのかもしれません。

まあ、これはちょっと思いついただけのことで、真実かどうかは長い検証を経なければわからないことです。

しかし、ボイドの時間、たしかに新しい発想は得やすい。

それが形にできるかどうかは、もしかすると本人の努力次第なのかもしれません。

ただの思いつきを、ボイドタイムに書いているので、この考え自体、ボイド(無効)かもしれませんが(笑)。