昨日と今日の地震、そして集合無意識について |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

3日21時8分 モルッカ海でM6.3
4日13時46分 フィジーでM6.0
4日16時15分 パプア・ニューギニアでM6.4
4日21時58分 アラスカでM6.4

すべてレベル3の地震でした(表示時刻は日本時間)。

ここまでは、非常に正確な予測ができていました。
が。

レベル2で予測を出している今日5日7時1分、もう一度パプア・ニューギニアでM7の地震が発生しました。ガクリ

被害情報は今のところありませんが……。

くー。
悔しい。

沈静化に向かうと思った5日に、なぜ?

そこでこれらの地震についてチャートを作成し、検証してみました。
これらの地震が、私が事前観測した地震誘発天体のアスペクトによって発生したことは確認できました。
これをAとします。
そのアスペクトが、まだ5日は弱まりつつも残っており、そこへ要注意期間7~10日でお出ししている星のハードアスペクトの一つBがスタートを切る、という形で重複した。
そのためM7まで高まったようです。

要するにAの終息時期を少し早く見積もっていたことと、Bの効果がはっきり出るのをもう少し後だと判断していたのが、甘かった。
誤差の範囲といえば言えるのですが、やはりデリケートなものです。

ということは、レベル2で予測していた5、6日もレベル3で推移していく可能性が高く、場合によってはM7クラス、レベル4の地震が発生する可能性も考えなければ行けません。
8月のまだこの段階で、M7が発生するのなら予測記事も修正を加えておく必要がありそうです。

今日付で<チャートによる8月の地震予測>のレベル値に修正を加えておきますね。

以前は要注意期間を7~10日としておきましたが、この要注意期間はすでに今日から始まったと考えるべきです。
こらから数日間、地震のエネルギーは全体に二次曲線を描くように高まっていきます。


日本近海などでもやや強めの地震が結構起きています。
皆さん、防災意識を持って生活しましょう。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

にゃおんさんからのコメント。

人の気持ちや思いは現実社会に反映されるという事に気付いてしまったから、悲惨な事件の被害者に心を寄せて悲しんだりする事が、次の事件を呼び寄せてしまうのではないか、、、でも無視してしまう事もできず、、、
ただ 魂が安らかに上に上がる様に祈るばかりです。

悲惨な事件に焦点を合わせて考える事は、集合意識に悪い影響を与えてしまわないでしょうか?


大阪の二児放置死事件を含んだ昨日、一昨日の記事に関連して、このようなご質問をいただきました。

私はスイッチを押したら何でも正しい答えを出せちゃう機械じゃないんで(笑)、これから書くことが正しいことなのか、真理なのか、正直分かりません。

だから、あくまでも参考までに、ということで。

でも、結構、重要なことだと思うのです。

私がまだ若い頃、「ノストラダムスの大予言」という本がベストセラーになり、終末ブームに火がつきました。

1999年に人類が滅びるのではないか、それに近い現実を生む災害や公害、または戦争などの出来事が起きるのではないか。

実際には1999年を無事に通過してきた私たち。

破滅は起きませんでした。けれど、それよりもわずか2年遅れて、天よりの災い、同時多発テロが起きました(ノストラダムスの予言詩から、この出来事に限りなく近い解釈を行っていた研究家もいるようです)。

今読んでも「ノストラダムスの大予言」シリーズは人類の奢った文明に対する警告の書として、価値ある書だと思います。
著者の五島勉さんは、1999年の予言詩が外れたことで、ひどいバッシングを世間から受けたようですが、五島さんの本意は「このようなことを続けていたら、本当に人類は滅びるかも知れない。だから生き方や価値観を変えないといけない」という点にあり、それはまじめに著書を読めば伝わってきます。

けど、もし。

このノストラダムスの予言を、前世紀の段階で人類の多くが本気で信じたら、もしかすると本当にそのような出来事が起きたかも知れない。

なぜなら人の思考、想念、その集積が世界を作っていくからです(集合無意識)。
みんなが滅びると思ったら、本当に滅びが起きるかも知れません。

しかし、逆にこういったことも囁かれています。

「ノストラダムス効果」

この予言者の言葉を知ることで、「そうはさせない」「違った選択をしよう」という意志も人には生まれます。
日本ではいなかったかも知れませんが、欧米の指導者たちはこの予言を国家の舵取りの参考にしていたという話もあります。
そのような現実を将来しないための選択。

それが現実に行われ、私たちの意識もどこかで変わってきたのではないか、と私は考えています。

だから、1999年の破滅的な出来事は、2001年の同時多発テロと、その後、今も続いている地球環境を含むさまざまな危機的な状況の中へシフトしているのではないか、と。

若干のずれは、そこから生じたのではないか(1999年→2001年)。

悲惨な事件に焦点を合わせて考える事は、集合意識に悪い影響を与えてしまわないでしょうか?

私はかならずしもそうではないと思います。

被害者のことを考え、心を寄せ、悲しみを感じる。
これは人間として普通のことですし、これがなくなったらとても乾いた、冷たい社会になってしまいます。

そういう同情や共感は、「優しさ」「思いやり」といった側面で、集合無意識に良い影響を与えていると思います。

またその事件について考えるからこそ、「こんなことじゃいけない」「変えなきゃ」と思う意識も芽生えてくるはずです。

その事件について考えない、ということは、トランスサタニアンを無理矢理無視しようとするのと同じです。

でも、トランスサタニアンはかならずその人に影響を与え、それがなくなることはありません。

なぜなら、天王星、海王星、冥王星らはすでに人類の意識の中に存在しているからです。
自分一人が無視しても、決して消えてなくならない。
それらが発見され、認識されるようになって以来。

もう決して後戻りはできないのですから。

ここまで進んでしまった社会。

これも後戻りはできません。

だからこそ、むしろそれから目をそらさず、認識すること。

これはスイングバイと同じだと思うのです。


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