今月は18日が結婚記念日、そして19日が私の誕生日なのですが、両日は仕事。
妻ともスケジュールが調整できず、4日早い記念日のお祝いをすることにしていました。
「オステリア・ラ・ルミネセンツァ」は総社市三輪の住宅地のなかにある、小洒落た人気レストランです。

予約を入れていたので、問題なかったのですが、開店してすぐに私たちを入れて4組のお客さんが。
他のテーブルにも予約席らしいものがありました。
私の奥さんは、「物欲」がない人間で、愛さえあればプレゼントをほしがる人ではなかったりしますが、今年はちょっとプレゼントを用意していました。
彼女が化粧室に行っている間に、テーブルにそれを置いておき、戻ってきたら開封してもらいました。
ネックレスとパワーストーンのストラップ。
ネックレスは見立て通り、よく似合っていました。

さて、前菜です。上に乗っているのはシャコで、下は甘酢漬けのカブ。
二枚あって、その間にマグロやタコ、サワラといった魚介のカルパッチョがサンドイッチになっていました。
視覚的にもきれいで、前菜の役目を完璧に果たす、見事なできばえ。
小説でいえば、読者の興味をぐいっと惹きつける導入部といったところ。

パンはチーズと黒胡麻、それから手前の赤っぽいのがトマトのパンです。
自家製みたいですね。
なにもつけなくても、十分においしい!

私がチョイスした、生明太子クリームソースのパスタ。
クリームソースが絶品で、明太とからまるとうまみが倍増!
上に乗っている明太は、なんとスモークされておりました。
スモークされた明太ははじめてでしたが、これがまた意外な食感と美味さ。

妻は海老とふとネギ、オイルソースのパスタをチョイス。
互いに少しずつ交換して食べましたが、とにかくパスタ、うまっ!
これまで食べてきたパスタの中でも、五指には入ろうかという。
オイルソースはくどくなくて、ネギが甘~い。

メインディッシュ前にサラダが出ました。
本当はこれでもうお腹がふくれていたのですが、今日は記念日のお祝いということでちょっと贅沢にもう一品、追加されるコースを選んでいました。
私は若鶏の香草焼き、水菜と春菊のソース。
若鶏は柔らかくて、いいお肉でした。吉備高原地鶏といっていたか?
水菜と春菊? 最初は珍しいなと思っていたこのソースも、香草パン粉焼きにしているので、むしろそれを抑制するような優しさを全体に引き立てます。
すげえ……ええ、仕事してる。

妻はスズキのソテー。
季節柄、牡蠣が添えられています。
ニョッキがもちもちしていて、これもまたいい感じ。
妻は牡蠣が今ひとつ苦手なので、一つは私が食べました。
こちらからも若鶏をいくらかコンバート。

デザートは自家製のチーズケーキ。
きつさがなくて、好みの味でした。
チーズケーキって、私はあまり好んでは食べないのですが、ここのはOK。

これにエスプレッソが付きます。
濃い~。
ミルクだけ入れて、呑みましたが、目が覚める感じです。
これで1980円ですから、大満足。
昼からほとんどフルコースをいただいたような気分でした。
さて、今日は大学。
いよいよ今日あたりから、推理小説のお話になっていけるかな?
頑張ってこよう!
