生きがい論が生み出したもの |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今日は大学の日。
さて、今日も大講堂は多くの生徒さんで埋まるのでしょうか?
それとも……。


皆様にご好評頂いておりました「星座別生きがい論」、魚座をもって一応の終了となりました。
ふとした思いつきで始めた連載だったのですが、思いの外反響は大きかったです。
あまりコメントのつかないこのブログなのですが、それぞれの星座の方からコメントを頂きましたし、他のも個人的にいろんな感想を聞きました。
いかがでしたでしょうか?

星座別生きがい論は、何度も申し上げているとおり、生まれの12星座のことを述べているわけではありません。
獅子座生まれでも、乙女座的な人もいるでしょうし、山羊座生まれなのに野心などなく、きわめて家庭的な人もいるでしょう。
したがって、すべての星座を読んで、自分に当てはまりそうなものを見つけ出してもらうしかありません。
一つの星座の特徴が顕著に出ている人もいれば、複数ミックスの場合もあるでしょう。
星座の境界付近に生まれた方が、前後の両方の特徴を併せ持っているという話も、今回耳にしました。

またチーフAさんから個人的にお話を頂きましたが、人を管理する立場からすると、この生きがい論は世の中に多様な人間が存在し、人それぞれに望むものが違っているんだという認識につながるといった部分もあるようです。
人はつい、他人のことを自分と同じように考えがちですが、そいうでないことの方がじつは多い。
組織やチームの中で、統制のとれた動きをしようとすると、どうしても人を型にはめざるを得ないといったことも生じてきます。
しかし、そうせざるを得なくても、他人は1人1人違っているんだという認識があるのとないのとでは、関わり方に大きな差が生じてきます。

そこが人としての優しさだと思うのです。
大きな意味で、愛ですね。

そんなものを抱かせてくれる、ささやかなきっかけになるかも知れません。
チーフAさんから、もったいないから本にしたらどうか、というご指摘も頂きました。
これは前向きに検討したいと考えています。

ブログに書いた生きがい論は、非常に簡略なもので、もう少しわかりやすく、具体的に書いていく必要もあったかな、と今にして思う部分もあります。
原稿にまとめて、どこかの出版社に送ってみようかと考えております。

生きがい論ですが、これで完全終了というわけではありません。
じつはこれを執筆していく過程で、私自身、認識が深まった部分もありますし、あらたにわかってきたこともあります。
そういったことも、また書いていこうと思っております。


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