忍び寄る気配に |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

ある人から、お土産を頂きました。
いや、ある2人から。
ちっちゃなキイホルダー。

ここのところ私は、ずっと気分的に低調でした。
理由は分かっていました。
人にとって重要なことの一つに、「望まれてそこに存在していられる」ということがあります。
もし望まれなくなれば、それは悲しいこと。
また自分の存在が、心ならずも誰かを領分的に脅かす可能性がある。
それも悲しいこと。

なくしていたブラックトルマリンの石が、ひょっこり出てきたのも、きっと石が助けてくれようとした。
ブラックトルマリンには、今の私を守ってくれるような意味合いがあるから。


断固として自分の中から排除したとしても、ピークを迎えている海王星のハードアスペクトは様々な形で私に忍び寄ってきています。
「無化」という目的に向かって。

ふーん。
やはりこの流れは止められないか。
だったら、せめて自分らしくいよう。
人を恨まず、憎まず。
起きる出来事を受け止めて、受け流して。
リラックスして、明るい気持ちで……。

しかし、悲しいな。
それは止められない。

あるときから人とはつかず離れず、過ごしてきた。
去りゆく者を見過ぎたせいか。
それなのに、今さら悲しいという感情を抱かせられるとは。
人は私のことをクールな奴と思っているだろうな。
まんざら、そうでもないんだよ。

まだ見守る時は残されている。
そう思いたい。

キイホルダー、一つ。
望まれていないわけじゃない。望んでくれる人もいる。
そんなことを言ってくれたような気がしました。

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