私と妻の太陽と月のトラインの時期 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

七夕プレゼントの結果発表に、たくさんのコメントを寄せてくださいまして、ありがとうございます。
皆さんのお言葉、大変嬉しく思います。
エネルギー、ちょうだいいたしました。
今後の皆さんの人生に、少しでもお役に立てば幸いに存じます。
皆さん、ゆるゆるとがんばってくださいね~。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ホロスコープを読んでいると、たとえば自分の未来にも暗雲を見いだすことがあります。
「この時期はヤバそう……」
実際に分かりますし、やはりその時期が来たら星の示すことは実現されます。
ただハードアスペクトだからといって、その年全部が悪い年でもないし、逆にその時の過ごし方で、その後の人生の展開が大きく変わったりします。
悪い年ということにいたずらに怯えず、そんなときこそ明るい気持ちで、人を恨んだり妬んだりせず、今できることをしっかりやっておく。
ただ、これでよいと思います。
そうすると、ハードアスペクトも緩和され、最終的には自分の力にさえなってくれるように思います。

ある種の占いや、その鑑定士さんの中には「悪い時期は決まっている。その時期には何もしないのが良い」とする立場の方もいらっしゃいます。
一概に否定はできないのですが、私はどちらかというと逆のことを考えています。
ハードアスペクトの時期というのは、要するにそれなりの何か困難や障害が起きてくるときなわけで、それはチャートのスケジュールの中に組み込まれています。
チャートがブループリントを表示したものだとすれば、この表示されているハードアスペクトも、じつは回避すべきものではなくて、体験すべきものなのではないか?
それを避けて回ると、本当に成長のために必要とされる体験が得られないまま、時だけが経過してしまう。

たとえばある時期に、辛い恋愛をするようなハードアスペクトがあるとします。
悪い時期だからといって、これを体験するのを控えたらどうなるでしょうか?
その相手としか体験できなかった、辛いけれど、これ以上ないほどの愛情の燃焼も体験できないかもしれません。
そして、結果的にだめだったとしても、その相手との関係の中で、自分ができなかったこと、至らなかったこと、相手に対して思いやれなかったことなど、いくつものことを学べるはずです。
場合によっては、相手を見る目というものも学べるかもしれません。

この体験をキャンセルしたら、その人はその後に控えている本命さんとの出会いが遅れてしまうかもしれません。
なぜなら、本命さんとの出会いというのは、本人のコンディションに深く関わっているから。
いくつかの体験がなければ、その人は未熟なままで、本命さんとの関係もうまくいかない可能性があるからです。
ということは、まだその段階に達していなければ、太陽と月のトラインが来ても、出会えないことだってあります。
本命さんが自分よりも1ステップ上の段階にいたとしたら、それと同じところへ上がっていかなければ、出会えません。
螺旋階段のようなものです。

ある景色が見えるポイントに来たとき、そこが出会いの時だとします。
あなたがそこへやってきたとき、出会いはあるはずだったのに、もしかすると相手はもう一段上の螺旋の階段の、同じ景色が見えるところにいるかもしれないのです。
成長せずにいれば、同じステップを踏むことができません。

あるいは空中ブランコのようなものとも考えられます。
左右から振れてきた二人が、ちょうど出会うべき場所がある。
うまく同期すれば、中間のポイントで出会える。
でも、片方がもたもたしているために、出会いのポイントでスカになってしまう。

そんなことになったらもったいないですよね。
だから、毎日をすべきことをして、いたずらに恐れず、精一杯生きていく。
これでオッケーなのです。
生きている間に、十分に体験できることをしておく。
大事だと思います。

ちなみに今回、私と妻の未来にも、2014年のほぼ同じ月周りに、二人共に太陽と月のトラインが発生することに気づきました。
二人が共有するある出来事を示しているのは間違いないと思われます。
こんなのがあるだけでも、ほんと、すごい一致です。
「なにがあるんだろうねえ」
妻と共に楽しみにしているzephyrです。

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