いじめを呼ぶ星 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

いい雨が降っています。
え? なんで雨がいいのかって?
そりゃ、ホタル君たちですよ。雨が降らないと、なかなか上がってきてくれません。
今週末の土曜日は、地元の「蛍遊の里」でホタル祭りが催されます。せっかく来て下さった皆さんに、たくさんの蛍を見て頂きたいですからね(お願いですから、持って帰らないで下さいね)。

このところ連続していた鑑定の中に、やはりシンクロニシティが働いたのか、12ハウスに特徴のある方が目立ちました。どうしてこう、同じようなタイプのホロスコープを見ることになるのかなあ? それも同じ日に依頼が入ってるんですよね。
12ハウス。
ハウス区分の最後の部屋で、「隠されたもの」「秘密」「潜在意識」などの意味があります。他にも人間の感情面では悲しみや悩み、心配事などを表示すると言います。

じつは私も12ハウスに三つの星が入っていて、しかも三つとも凶星なんです。
すっかり忘れていたのですが、12ハウス解読をしていて、小学時代のことを思い出しました。
12ハウスは世間からは見えない領域で、そこに凶星が入れば、ずばり「いじめ」という出来事の暗示ともなってきます。
一概には言えません。チャート上の他の星との関連もありますし。
ただ私の場合は、これが強かったようです。

低学年時には泣かされることも多かった。
なにをされたのかというような具体的なことは、もう忘れています。都合の悪いことや辛いことは、すぐにデリートしてしまう方なので(笑)。
ただあれは5年のときだったかな? 体育の授業で少年の私は、左肘にひびが入る骨折をしたことがあります。
当然ギブスをつけて登校していると、そこを小突かれたりして上級生にいびられたことがあり、あのときは辛かった……。ギブスしてるから痛くはないんですけどね。
そのときじゃなかったかな。
いたたまれなくなって、その日の授業がすべて終わらないうちにボイコットして、ひとりランドセルを背負って勝手に帰宅して、大騒ぎになったのは。

現代のいじめに比べれば、さほど陰湿でもなく、程度も軽かった(と思う)。
それでも今も昔も、いじめる子といじめられる子が存在するという図式は変わらない。

いじめられる子にも理由がある、なんて暴言を吐く大人がいたりして驚かされるのだけれど、とくに今のいじめにはさしたる理由は必要ないようです。
たまたま標的に当たってしまったのが不運。
たしかにホロスコープ・チャート上には「理由」が存在しています。
私のように12ハウスの凶星といった形で。
しかし、それと現実の理由は区別しなければなりません。
そして、大人たちが責任を持って見守り、正すべきことは正してやらないと。

今、私の12ハウスの凶星たちは、私に大きな力を貸してくれています。
潜在意識の中で。
占星術や小説のエネルギー源として。

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