妊活(ニンカツ)という新しい風 |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

これまで何となく触れるのを避けてきた問題なのですが、今日は「不妊」について書きたいと思います。
これは非常にデリケートな問題です。
不妊の問題で悩む女性たちから見れば、場合によっては、男の私に何が分かるんだ、というお怒りを買う可能性もなくはありません。
しかし、<結婚制度と種の存続>の記事でも触れたように、今、世界的に精子減少、衰退の傾向にあります。
記事の中の薫さんのコメントにもありましたが、長い歳月の中で壊れてきたY染色体、その損傷をコピーし続けるY染色体が、不妊の原因にもなっています。
Y染色体。つまり男が持つものですよね。

この問題はたとえば、(かなり露骨に書きますが)精子をただ元気に出せて、自分には問題ないんだと思い込んでいる男性にも、決して無関係ではないのです。
なかなか子宝を授かれなくて、悩み苦しんでいる女性だけの問題では決してない。

まず、それを申し上げたいです。
もちろん男性側の方に問題がある場合もありますが、そうであろうがなかろうが、またすでに家庭を持ち子宝に恵まれていようがいまいが、私たちは男女を問わず、全体としてこの問題を受け止めて、理解を広めていく必要があるのではないでしょうか。

実を申しますと、これまで私は占星術の相談で、
「夫婦ともに問題はないはずなのに、どうやっても子宝に恵まれません」
「子供を授かる良い時期とかないでしょうか」
「何度も流産しています。私はもう子供に関してはダメなんでしょうか」
といった、非常に深刻で、場合によっては悲痛な女性の声を聞いてきました。

とくにどうやってもこれまで授かれずに来た女性、何度も流産している女性などは、周囲の期待や義務感、夫への愛などから自分を責め、追いつめられた心境になっておられます。
そのうち、この問題に関する私なりの占星術としての見解と、万人が応用できるある方法について書いてみようとは思っていました。
が。
そんな中、「妊活(ニンカツ)」という言葉を、ある人を通じて知らされました。

 「婚活(コンカツ)」って単語が流行したおかげで、結婚相手を見つけるために合コンやら見合いやら積極的に大っぴらに動く人たちが増えた。婚活は恥ずかしいことじゃないし、世間がそんな風に見るのも もう古い。
 もし、この「妊活」が広まれば…


ご本人のブログ記事、<妊活>よりの転載です(許可済み)。
興味のある方は覗いて上げて下さい。
「就活」もあれば「婚活」もある。ならば、という話です。
この言葉が広がれば、もっと開けた雰囲気の中で、不妊に苦しんできた女性は多くの人の理解と応援を受けながらがんばれるかも知れません。

私は「妊活応援団」に入団します!

またもう一つ、私がご紹介したいブログがあります。
こちらは私がよく覗きに行く、体感で地震予測をなさっているある種の感覚を持ったごく普通の主婦の方のブログです(このブログの読者の方の紹介で知りました)。
この方のブログは本当にどの記事もいやみというものがなく、悲しい記事も辛い記事も、重い記事も(もちろん楽しい記事もいっぱいありますが)、なぜかほっとするような救いがあるのです。
<お星様になった赤ちゃんたち>という過去記事があるのを、先日、妻が見つけてきてくれました。
タイトルだけでどんな内容か想像がつくのですが、男の私がどうこういうよりも、同じ女性の立場(というよりも、普通以上に辛いお立場の方です)の方のこんな感じ方、受け止め方もあるんだということを知って頂きたく、ここにご紹介させて頂きました。

明日は「不妊」という出来事に関する占星術的な解釈と、いろんな人が応用できるある手段について書きたいと思います。

人気ブログランキングへ