鳥ばかりを注意していたら、豚インフルエンザという不意打ちのような出来事が、世界で猛威をふるい始めています。
鳥インフルエンザは強毒性、豚インフルエンザは弱毒性という話ですが、現実にメキシコでは多くの人命が奪われてしまっています。強毒、弱毒の違いって、なんなんだろうという気がしなくもないです。
もちろん科学的根拠のある話なのでしょうが。
私は今年の予測を立てる段階で、新型インフルエンザの猛威については、後半期にとくに注意すべきと考えていました。
とくに合衆国で見たときに、それを感じましたが、後半期が近づいてくると、その出来事が前倒しで影響を現してくるということがあるようです。(<2009年の占星術予測 世界>の冒頭を参照下さい)
さすがに予測を立てるとき、世界中の国々の全ポイントでの解読はできません。
今回、この前半期のメキシコの運気を再チェックしてみました。
すると、驚くべき事が判明してきました。
チャートの中では、メキシコはMCが獅子座の23.23度で、この対向に水瓶座23.29度の海王星が位置しています。国土を意味する4ハウス。そのカプス上です。
海王星は疫病と関わりがある星です。
MC、海王星、ASCはメキシコのチャートの中では、きわめて厳しいTスクエアを形成していて、「なるほど。前半期で海王星の影響が国土、国民にもっとも及びそうなのが、メキシコだったか……」と、胸落ちしました。
後知恵ですが。
MCは水星・火星、金星・天王星とヨッドで、その水星・火星と金星・天王星のちょうど中間に位置しているのが海王星です。
すべてのエネルギーは、ここへ注がれています。
MCがこの配置になるのは、世界でもメキシコくらいしかなく、注意深くサーチすれば、この災厄は予測できたのかも知れません。
日本でのチャートを中心に解読すると、海王星は7ハウスに位置し、これはパートナーシップを持つ国に影響を与えることになります。つまり最大の友好国、アメリカです。
アメリカを中心としてみた場合、海王星は3ハウスで、これは近隣国と解読できます。
すべてはつながっているわけです。
あまりにもできすぎです。
日本への被害は?
これがもっとも皆さんが気になるところだと思いますが、間接的なものに留まると思います。
ただ、後半期になると、事情が違ってきます。
海王星は日本の国土、国民の4ハウスに移ってくるからです。
ここからも、たった今の時点での水際防御が重大になってくると思われます。
ここで十分な対処ができれば、日本への被害は非常に少なくて済みます。

あと4月の予測の段階では見落としていたのですが、どうもここ数日間、かなり強い地震の星位があることに気づきました。
少し注意したほうが良いかも知れません。
ただポイントとして気になるのは、日本ではなく、他のアジア、バングラデシュとかネパールとか、ブータンとか、中国内陸部とか、そういうあたりかなという気もするのですが、発生ポイントについてはまだまだ研究途上です。
来月頭まで、これが持続しています。