じつは私には今、ある星が強力に作用しています。
海王星です。
太陽とこれがハードアスペクトになっています。
なので、今年から来年にかけ、私は「海王星的」なことに注意しなければならないなあ、と感じてはいました。
「海王星的なことってなに?」
という話ですが、たとえば過去記事の<藤原紀香さんと陣内智則さんの離婚について>などを参照してもらえば、理解しやすいかと思います。
藤原紀香さんの場合、出生の太陽に対して進行の海王星が対向するときに結婚していますが、これが「不実な人間」「嘘偽りをもたらす存在」との出逢い、結びつきを暗示していました。
私の場合は、若干意味合いが異なるのですが、海王星と太陽のハードアスペクトという点は同じです。
海王星のイメージは、魚座の支配星で、良き作用をするときには純粋さや無私の献身、思いやり、ボランティアといった形で表れますが、悪しき作用では不実さ、嘘、迷い、不安といった形を取ります。そういった出来事や人物と遭遇する可能性があるし、また私自身、注意しなければならないのは、自分がいつの間にか「不正」や「虚偽」に手を染めたり、のめり込んだりしていないかということです。
魔が差す、ということが世の中にありますが、海王星的な作用では、判断力が低下し、つい「これくらいいいだろう」とかいう思考に陥ってしまうことがあります。
出生チャートの中に、たとえば「世間に公表できない事柄」の暗示を持つ人は、この海王星作用時にとくに注意する必要があります。不倫とか、不正に手を染めてしまうということも起きてくるからです。
ですから、海王星的な「不正」「嘘偽り」「迷い」「不安」といったものを、私はとくに今年になってから十分に注意し、自身の言動からそうしたものを排除してきました。
これはさして苦にはなりません。
というのは、もともと私は他人から「ホントのことしか言わない」と評される人間だからです。まさか、100%というのはありませんが、日常的な人間関係において、私はあまり嘘をつきません(小説家としての活動は別。小説家はみんな、フィクションという名の大嘘をつきます)。
心の中に溜めているものはありますが、強いて言う必要がないことは言いません。
つまり、内心で「ばかやろう」と思っていても言わないし、態度にも出さないということですね。

「迷い」や「不安」に落ちることについては仕方ありません。
誰しもそのようなときはありますし、占星術の予測をしている過程で、その手法や法則の選定について迷いに落ちることは多くありました。
しかし、人間、迷うからこそ、その先にある真実(純粋な海王星)を見つけることができる。
じつはこの海王星とのハードアスペクト、去年の春ごろから発生しており、まったく無意識だったのですが、私は自身のそばにいた海王星的な人間を1人、身辺から遠ざける措置を取りました。
これは本能的なものです。そのときは、まったくこのアスペクトについて、予備的な観測を行っていなかったので。
これは大正解だったと思われます。
その人間がいまだに私のそばにいたら、おそらく彼を原因とする大きな騒動が起きていたと考えられます。
海王星にはスピリチュアルな性格があります。
占星術も天王星や海王星、冥王星といったトランスサタニアンの領域の技術ですし、海王星はとくに「霊的」「精神的」な事柄に深く関わっています。
あやふやで得体の知れないもの全般は、海王星的と言えるでしょう。
海王星がダークサイドな働きをするとき、霊的なことや精神的なことで被害を受けたり、またそのような怪しげな人間と遭遇したりということも起きてきます。
昨年、そうした人間を切り離した私ですが、さてはて。
やはり現れるのですね~。
星はまったく正直です。

続く。
次回は「シンクロニシティのダークサイド」。
イタリアでの地震、多くの方が犠牲になられ、お気の毒に思います。
テントなどの物資も絶対的に不足しているとか。
各国からの救援が一刻も早く被災者の方々に元に届けられることを願います。
地震に関しては、まだアスペクトが持続しているため、次なる要注意ポイントの「9日ごろ」まで、あまり途切れないと考えられます。
昨日も千島列島で、M6.9が発生しています。
8日、9日はご注意下さい。