2月の占星術予測(1/30、31を含む) |  ZEPHYR

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<占星術予測に関するスタンス>をご一読の上、以下の記事をお読み下さい(すでに読まれたことのある方は、飛ばして先へお進み下さい)。

厳しい2月を迎えます。
これまで何度か申し上げてこいたように、2月5日に土星・天王星のハードアスペクトが誤差ゼロになります。経済・金融に関しては、ここは一つの運気的な底になります。同様の現象は、2009年の夏以降にもありますから、2月を完全な「底」として、そこから持ち直していくだろうと、短絡的には楽観できません。
しかし、春先へ向けて、このハードアスペクトがゆるんでいくことは喜ばしいことに違いありません。
とにかくみんな、頑張ってこの厳しく寒い時期を乗り切りましょう。

3日が節分で、正確にはここから丑年が始まります。暦などはすべてこれです。
従って新しい運気へと、みんなが変わっていくときです。どう変わっていくかは、己丑という干支と自分がどのような関係にあるか調べないと分かりません。この辺は四柱推命の範疇ですが、何か変化があるかも知れないなと予感しておくと良いでしょう。

この頃、世界や日本では、かなり危機的な出来事が起きてしまうかも知れません。地震については、詳しいことを後述しますが、2月の初め頃、大きな被害を出す地震が発生する可能性があります。とりあえずそれ以外の部分に目をやると。
まず初旬頃、現在の経済・金融界に一つ大きな波乱が生じるでしょう。金星と冥王星のハードアスペクトなので、何かの破綻、破産といった公算が高いです。
投機の問題がクローズアップされるかも知れませんし、不動産、建築業界、あるいはまったく別に核問題で話題となる出来事が起きるかも。
財政や経済に関することで、他にポイントとなる日はいくつかありますが、10日以降、15日頃までも挙げられます。

戦争や紛争に関する危険は、2月に入るとすぐ1、2、3日にあり、ほかに9日~14日、19日~25日にも不穏なものを感じます。この日付は、航空機事故に関する暗示でもありますので、ご注意下さい。
6日頃、女性に関わる何か大きな事件。
人間の暗い情動をかき立て、重犯罪を呼びそうなのは、23日を中心とする前後4、5日間に強いアスペクトが見られます。

さて、地震ですが。
これまですでに述べてきたように、2月には地震に関してとくに注意を払うべき日がいくつかあります。
<2009年の地震を予測する>の中で、私はこの月の地震に関しては、4日前後と20日前後の二点を挙げています。しかし、これら以外にも注意すべき日はあります。
今回は1月のときような見落としがないように、かなり詳しく調査を行いました。
4日前後(1/30~2/10)
15日前後(2/13~17)
20日前後(2/14~26)
28日前後(2/26~3/1)
補足として、9日と11日。
1月の予測と同じように、とくに13日以降は切れ目がなく、地震を引き起こす星が連続して存在していることになります。まずこれについて、説明しておかなければなりません。
この一年以上の研究の過程で、私は地震を可能な限りピンポイントで予測しようと努めてきました。
何月何日、できれば何時頃、という予測が可能になれば、一番よいわけです。
しかし、ここのところの研究過程で思い知らされたのは、日本で起きる地震だけに注目していたのでは、星々と地震の真の関係は見極められないということです。
そして、USGS(アメリカ地質研究所)の発表を見ていると、M5以上の地震が起きない日の方がむしろ珍しい。毎日どこかで結構強い地震が発生している。
ということは?
そうなのです。私に限らず、もしその人がやっている予測や予知が正確なものなら、現実に照らしたときに切れ目のないものになって当然なのです。
実際、この観点で地震発生と星の状況を見直すと、面白いことがいろいろと分かってきました。いくら切れ目はあまりないといっても、M5クラスの地震でもそれが多数発生する日、そしてUSGSが赤字で警告的に発表しているM6以上の地震が起きる日、これらと星々の間には、顕著で明瞭な因果関係が存在するらしいのです。
2月の予測は、この徹底的な裏付けを目的としています。
したがって、以下、かなり詳しい解説を行います。

4日前後の地震予測に関しては、早ければ1月30日からアスペクトが効き始めます。しかし、本当に厳しさを増すのは、2月に入ってからです。4日をピークとして、10日までは有効と言えそうです。本当の意味で怖いのは、2日から6日にかけてだと思います。2日、4日、5日、6日に関しては、この地震のアスペクトをかなり強烈に刺激する別な要素が入ってきますから、二重の意味で注意が必要です。
参考までに、ピンポイントで絞り込みを行うと、
2日のお昼頃から夕方にかけて。
4日は未明からお昼頃にかけて。
5日は夕方から6日の未明にかけて。
7日と9日にも刺激が入りますが、このときは母体のハードアスペクトがやや弱まっているので、5日までに比べると、エネルギーは低下するでしょう。
ただ、この時刻については、理論的には根拠がありますが、他の要素が別な時間に刺激してしまうこともあります。たとえば4分ごとに星座を1度ずつ刻んでいく、アセンダントやMCが引き金を引くことも数多いので、その場合は上記の時刻以外になることもるでしょう。
したがって確約できるような時間予測ではないことをお断りしておきます。が、確率的にはやや高いと言えるでしょう(予測はすべて日本時間で行っております。USGSの発表には、9時間を加算すれば日本時間になります)。
上記の期間には、世界各地で目立った地震発生があると思います。これらの日のどこが、ではなく、これらの日のすべてで起きる可能性の方がむしろ高いというのが、私の予測です。

15日前後のそれは、スタートが13日から。もっとも厳しさが増すのが15日で、終わるのが17日午後です。15日夕方から夜にかけて、ハードアスペクトを刺激する別なアスペクトが生じますので、もっとも危険度が高いのはここということになりますが、前述のと同じ理由で、別なものが引き金を引く可能性もあり、一応、13~17日注意ということでご理解下さい。

これとは別個に、15日前後のそれに重複する形で、14日頃からスタートしそうなのが、20日前後と記述している注意期間です(これは効力期間がやや長い)。20日の午後から21日の未明にかけてが、もっとも危険度が高い、刺激の入る時間帯です。終了するのは、26日。
じつは、この期間には、複数の星が連続してアスペクトを作り続けます。だから、単一ではないのです。時には複合アスペクトになりますので、もし一つか二つの地震に集中した場合、エネルギーはかなり高いものになりそうですが、実際には数多くのものが発生すると思います。
そして28日前後のそれが始まるのが、26日からで、3月1日の夕方には終わります。この最後の28日前後は、エネルギー的には弱い方で、大きな被害を出すとは考えにくいものです。

切れ目があまりなく連続している地震に関するアスペクトですが、拡散したエネルギーにも高まるときがやはりある。それが4、15、20、28といったもっともシビアさを増すはずの日で、その日の前後1日くらい(つまり3日間くらい)が、発生確率も高いはずで、エネルギーも大きな地震となり易いはず、です。

注意期間の危険度をランクわけすると、もっとも危険なのがやはり4日前後で記述しているものです。ですから、もっとも長く詳しい解説を行っています。個人的には、このポイントで大きな被害を出す地震が起きてもおかしくはないと考えています。マグニチュードでいえば、6以上、7クラスのものもあり得ます。
それに次ぐのが、20日前後。
次が15日前後。
この中でもっとも弱いのが、28日前後のそれ。
というような順序になります。
また補足的に、9日、11日という日も挙げていますが、自分自身、確認したいのはこれらの日に地震が起きるかどうか、起きるとすればどの程度か、という問題です。この観測結果によって、今行っている予測の精度をさらに上げることができるからです。したがって、あくまでもこれらの日は、予備日みたいなもので、現段階では大きなものが来るとは考えていません。


人の心に愛が、世界に調和が満たされますように。