今朝方、ショックな知らせが。
我が家が一家ぐるみでお世話になっていたY病院の院長先生(現在は会長先生だったか?)が亡くなられました。
だいぶ前から身体の調子を悪くされていたみたいで、診療も休みがちになっていたのですが、この頃ではもうとんとお姿も見かけなくなっていました。
子供が風邪を引いて高い熱を出したときには無理言って夜中に診てもらったり、肝臓の悪い父の入院治療なども根気よく対応してくれていました。
良く通る声の優しい先生で、うちの父などに比較すれば格段に元気そうな方でした。皮肉なことに父と同い年。人生は分からないものだなと感じます。
ご冥福をお祈りしたいと思います。
昨日の記事についてですが、私も個人的に少し暗い見通しを持ちすぎたかなと反省しております(それほど米軍のシリア領内攻撃は、ショッキングな出来事だったのです)。
saiさんのご指摘の通り、今すぐの解散総選挙が良いことになるとは言えないと思います。
今朝の新聞に、政治空白を最小限に留めるためにはクリスマス解散、年明けすぐの公示、一月の中下旬の投票というのが、本来、国会もなく政府も冬休みに入っている時期なので、もっともロスがないということが書かれていました。
理屈の上では正しいように思えるのですが、じつをいうとこれこそ「?」なのです。
11月から来年1月にかけて、非常に深刻なハードアスペクトが発生することを考えると、そんな時期にやったら他にどのような事件や災害、また金融・経済に関する危機的状況が発生するか分かりません。
私が申し上げたかったのは、そのような「もっとも危険な時期」にやるくらいなら、その手前で済ませておいた方が良いという、「最悪」より「次悪」を取る意見だったわけです。
しかし、考えてみれば、saiさんの仰るとおりで、麻生内閣には来年の9月までの任期があります。
この9月というのは、現在、私たちや世界を不安に陥れている土星・天王星のハードアスペクトがようやく沈静化する頃合いなのです。
ということは、来年9月まで麻生政権を維持しておくというのが、国民の利益にもっとも叶う選択なのかも知れません(少なくとも安全策ではあります)。
これについては、多くの反論があろうかと思いますし、現実的には与党内部の反撥もあるでしょう。「麻生おろし」が行われる可能性が大です。そこまで麻生総理が耐えきれるか、疑問も湧いてきますし、昨今の政治情勢を見ると難しいように思えます(福田さんの時のように)。
しかし、どうせやるのなら9月まで。
これが占星術的な観点から見た、最良の選択に思えます。この点に思い至ったのは、saiさんのご指摘のおかげです。ありがとうございます。
解散させたがっている政治家たちの思惑というのも、実際のところは国民生活などよりも、選挙後の新しい体制の中でいかに有利な立場を作っていくかというエゴイスティックな本音も見え隠れします。
そういう意味でも、私も現状での早期解散が望ましいこととは考えません。
もし、解散勢力が強く、抑えきれない場合は?
その場合は、4月解散が望ましいと思えます。
なぜならこの時期に、土星・天王星のハードアスペクトは一時勢力を弱めるからです。そして夏にまた復活する。
その間にできることはしておく。
これが「次良」の策かなという気がします。とすれば、麻生総理が今取っている態度は、むしろ大筋では間違いがない。ただ、途中で折れてしまって、年明けの総選挙となるようでは、かえって困ります。
誤解のないように申し上げておくと、私はどこかの政党に肩入れする心情はまったくありません。
これまでの自民党政治を見ていると、そこにも希望のようなものを見出すことは難しいと感じますし、かといって民主党は政権を任せられるほど信頼もできない、というのが本音です。
これは国民の多くが抱いているものに近いのではないかな、という気がします。
政党支持率の世論調査を行って、民主党の支持率が上昇していても、それは積極的な評価ではなく、自民・公明の与党への評価が低下したために相対的に上がっている、というような分析がまま行われていますが、
そういったことにも表れていると思います。
といって、政治に絶望はしたくない。
やはりそこにも光を見出したいと思っています。
あきらめてしまったら、それこそ悪くなる一方だと思うからです。
それなのに、現実は……と思うと、危機感を増す世界情勢の中で、本当にもどかしいものがあります。
>トンネルから抜け出せるまで分かちあって耐えて待つしかないのでは。
>ある意味大量生産大量消費、金儲け至上主義等を見直す良い機会にするべきだと思うのですが。
advoloさん。
その通りだと思います。景気対策ということが良く言われるのですが、要するにそれは調子良くどんどん消費していく社会を維持するということにつながるわけです。そしてそれが限界に来つつあるのかもしれません。
といって、景気が本当に後退してしまえば失業者が増え、社会は大変なことになります。
国民も考え方を変えなければならないのかも知れません。
たとえば、大量消費型の企業が多数乱立して競合しても、これから先の需要のことを考えると、生き延びられるものは当然、限られてきます。
今後、中国やインドを相手に商売をすれば、それはたしかに儲かるかも知れません。しかし、その結果、大人口を持つこれらの国が行う消費は、資源のいっそうの枯渇と公害・汚染、廃棄物問題などを引き起こすでしょう。
これはおそらく悪循環につながると思われます。
またいずれ弾けるときが来ます。
私は国民の多くが、土地に帰るべきではないかと考えています。
つまり農業などの第一次産業の復興に着手すべきなのではないかと。
政府はそのための保護策と振興策を、これまで以上に行うべきなのではないか。
仕事がない、という現実は、たぶんこの先避けて通れなくなります。
そのとき人はどうすればいいのか?
土に還れ、です。土にまみれ、汗を流して働く。これが人間の基本だったのではないでしょうか。
そこをおろそかにしすぎて、食糧自給率や食の安全の危機なども叫ばれているわけで、土台がもう崩れかかっている。
私も基本、汗を流して働いていますし、ゆくゆくは両親のやっている椎茸栽培を副業として継ぐ可能性もあるな、とも考えています。
こういった農業に関する提言は、じつは占星学的にも根拠があります。冥王星が山羊座に入る今年以降、山羊座が暗示する職業エリアには大きな変化が生じるはずだからです。その中には、農業もあるし、政治なども含まれています。
だから、多くの人が今後、農業に関心を持つようになると思います。そうなった方が、全体的にも良くなるはずです。
風邪なのですが、まだ今ひとつ良くなりきっていません。こんなことは珍しいのですが。
しかし、今日も仕事。
へばってはいられません。