福田首相が辞任会見。
<ベスタは不機嫌>で福田さんのことは触れましたが、内閣改造も非常にやるタイミングが悪かった。
前記事の「飛行機が急降下」というパラスのサビアンシンボルは、このことだったようです。
まさに急降下です。
国民としての正直な感想を述べさせて頂くと、あほらしくて、ため息しか出ません。
もっとも、パラスは別にして、この1日は別な不安要素がもともとあったのです。
ただ占星術予測には、あまりにも短期間のことなので、書きませんでした。
この1日、月が乙女座にあり、海王星、エリス・ペルセポネーとの間でヨッド(Y字型の惑星配置で運命的な出来事を示す)を形成しました。そして月は天王星と180°で、突然の変化を表示しています。
前回、この月と同じ位置に火星が来たときに、北京オリンピックが開幕し、グルジア・南オセチアの戦端が開かれました。
だから、なにかあるかもしれないな、ということは考えたのですが、なにせ月は移動速度が速い。一つの星座を2日ちょっとで抜けてしまうような星で、影響力は小さいし、起きても一時的な現象だろうと考えていました。
ヨッドにしても、はっきりと形成されるのは、1日の深夜1時頃からお昼の13時頃までと、きわめて限定されています。ほかに重要な星が、このアスペクトに絡んでいれば、当然月が引き金を引く要因となると考えられますが、それもあまりない。
社会や国際情勢に大きな影響を与えるようなことはもちろん、地震とかテロとか、大きな災害についても、どうしても考えにくいのです。
この座相下で辞任。
辞任会見が開かれたのは21時30分頃ですが、この直前の20時44分、月は自己研鑽や抑制の乙女座から自己主張、わがままを意味する獅子座へイングレス(侵入)しています。
つまり、これはこの首相辞任が、この月主導で起きたことを物語っています。
月は感情の星です。
つまり「気分」でこのことが起きた可能性を物語っています。
おそらく、です。以下のことは、あくまでもホロスコープ・チャートから読み取れる憶測として読んで下さい。
福田総理の頭の片隅には前々から辞任の考えはあったと思われます。
しかし、それが具体的な形になったのは、月と天王星が対立座相を形成した昨日(8月31日)14時以降のことではないかということです。
ただ、率直に言わせてもらうなら、この程度のことで何か起きる、ということは考えにくかったのです(つまりこの辞任の影響は、内外にもあまりないということです)。
逆に言うと、この程度の星で総理大臣が辞任する国。
日本。
なんとも太平楽な国ではありませんか。