やはりハイジャック計画は存在し、チベットでは… |  ZEPHYR

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21日、ダライラマ14世が語ったところによると、18日、中国軍がチベット東部のデモ参加者に向けて発砲、チベット人140人が死亡したとの未確認情報があるとのことです。
未確認情報とはいえ、中国国内からはそもそも正確な客観的情報など出てきません。
これが事実とすれば……。

18日といえば、火星・冥王星のコンビネーション・アスペクトが、かぎりなく誤差のない、シビアな関係になった日です(それを刺激する材料があったのは、19日ですが)。
その前日、17日、中国山東省青島市の軍用飛行場で、ハイジャック未遂事件があったとの発表がこの度、香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」からありました。
これまで報道されなかったということは、当局からは情報の漏洩が抑えられていたのでしょうか。

<8月の占星術予測>の中で私は、
「北京オリンピックを狙ったテロが、ハイジャック、あるいは航空機を使ったものになるのではないか、という強い印象を抱いた(中略)この時期は中国政府も非常事態宣言に近いような警戒を行うでしょうから、それが未然に防がれる可能性もあります(中略)ホロスコープ上から受ける印象では、『少なくともハイジャックテロの計画はたった今、現実に存在している』と断言できるほどの凶意を感じます。問題は、それが実行に移されるか未然に防がれるかだけであるように思えます」
と述べました。
そして、実際に「それ」はあったのです。
「それ」はまさに予測の中に語ったとおりの出来事として、すでに起こっていました。

………………。

私は喜ぶべきなのでしょうか。自分の予測がやはり的中したとして????
なんというのでしょうか。正直なところ、自分が学び続け、洞察したことがまったく的中しないというのは、自己不信にもつながり、嬉しくはないことです。
しかし、テロや度暴動の抑圧を予測し、それが実現したり、しそうになったという事実が確認されたところで、やはりそれ自体、決して喜ばしいことではないのです。

火星・冥王星の関係がピークに達したとき、(18前後)、とくに大きな事件が起きなかったからと言って、私ががっかりするというほどのことはありませんでした。
凶座相を緩和する配置もありましたし。
きっとその作用のおかげで軽く済んだと思えたはずです。

しかし、こうも後から情報が出てきて、しかもチベット人が百数十人も殺されたなどという話が飛び交って、嬉しいはずもありません。
それどころか、片手で「平和の祭典」と行い、片手で虐殺を行う国家への不信が募るばかりです。

ただ、一連の出来事で、もしかしたら世界を変えるのは……という、ある予感を抱くようになりました。
それが正しいのかどうか、今は分かりませんが、もしかしたら……。

そのために必要なものがあるとすれば。

もう少し考えます。
でも、きっと。