今夜はペルセウス座流星群の見頃の夜だという話です。
夜空をよぎる流星。一瞬のきらめき。
ロマンチックです。
歴史的には占星術と天文学は密接な関係があり、本来は切り離せない関係にあります。もっとも現代では占星術はナンセンスな思い込み、怪しげな占いの類というのが、科学合理主義の思考方法ですから、天文学者はほとんど100%、占星術などには意味はないとおっしゃるに違いありません。
それは、常識的な立場では当然のご意見ですし、尊重すべきです。こういう姿勢がなくては、何でもかんでも盲信する宗教パラノイアみたいになってしまいます。
私の立場は当然、科学合理主義とは違うわけですが、日常的なバランス感覚は失いたくないと思います。
いかに占星術的に正しくても、現実に合致しないものは修正を加える必要がありますし、なんらかの理由付けを見つけなければなりません。
そうはいっても、やはり占星術が映し出すものが現実に合致していることを発見する方が、圧倒的に多いのです。
たとえば<子は親を選んで生まれてきている>で書いたような私と私の長女の運勢的関係(西洋占星術ではなく四柱推命ですが)は、10年に1度の確率でしか発生しません。それくらい確率的に低いものを、科学合理主義は「ただの偶然」という一言でしか説明できません。
また前記事、<やはり血は水よりも濃く、定めの人との絆はさらに……>で取り上げさせて頂いた三人兄妹の運勢的な一致も同様です。
それは真の意味で科学的な思考を行った場合、納得できません。
あまりにも低い確率の中で、意味のある偶然の一致や符号が生じた場合、そこに理由や原因を見出そうとするのが、真の科学合理主義ではないでしょうか。
そうして不思議を一つ一つ解き明かしていく姿勢こそが、真の科学者の身につけるべきものではないでしょうか。
といったところで、ペルセウス座流星群です。
実はこの流星群のことは、今日、テレビのニュースで知った次第で、天文学上のことにも注意を向けておかなければ、と私自身、逆の意味で反省しました。
コンピュータに入っている占星術ソフトには、流星群のことなど情報外です。
見た目はロマンチックな流星群なのですが、これまでの経験上、どちらかというと凶星としての作用をしやすいというのが分かってきています。
これは流星群が、そのときにホロスコープ上に形成されている座相の中に不確定因子として乱入してくるからだろうと思われます。
調和座相がある場合、その調和を乱す存在として。
不調和座相がある場合は、それを打ち消すよりもむしろ刺激する作用をする存在として。
今回のペルセウス座流星群は、方向としては占星術上の牡牛座、双子座の方向に介入すると思われます。
同方向には、今、問題の小惑星のベスタと、調和を意味するパラスがいます。
どっちにしても、これはまずい、というのが単純な読みです。
牡牛座的な方向で働けば、牡牛座には大地という意味がありますから、地震が発生します。
双子座的な方向で働けば、情報通信や交通機関、道路交通網、教育といった部分での問題につながります。
そういう意味では、今日の深夜から明日の未明にかけて、注意が必要でしょう。