昨夜遅く(深夜)に帰宅すると、妻と子供たち二人が玄関で待っていて、
「お帰りなさい」
と、笑顔で迎えてくれた。
どんなに疲れていても、外の社会でどんなにくだらないことがあっても、どんなに嫌な人間と遭遇することがあっても、これがあるからがんばれる。
妻はほとんどの毎日、私の帰宅を待ち、ご飯を作ってくれます。
長女はもともと夜更かしなのですが、私が帰ると声をかけに出てきてくれ、今日あったことなどを話します。
長男は目的がまったく違っていて、私に「銀魂」「遊戯王」「コード・ギアス」などの録画アニメを見せてくれます(彼の場合、私を喜ばせようというのが大半の動機と思われます)。
帰宅は夜中の12時を過ぎていたので、子供に関してあまり褒められたことではないのかも知れませんが、それでも我が家の貴重な共有する時間であります。
アニメを観ながら、妻の作ったカレーを食べ、ビールを飲み、長女と長男、妻に囲まれていると、幸せというものはこんなシーンに座敷童のように存在しているんだろうな、と感じました。
外の世界では、今いろいろとごたごたしていて、実にくだらないことも多い。
論理的に矛盾したり、筋が通らないことを言う人も複数いる。
まあ、完璧な環境などあり得ないのがこの世の中ですから、ここでしか体験できないことを体験し尽くしておこうと。
もっともつまらないことばかりでもない。
私は今、いろんな意味で自分自身のスキル・アップを目指しています。
小説も、今かなり便秘状態なのですが、これもより高いところを目指すからこその症状で、あと一息で突破できそうです。
占星術師としても、予測を通じて、自分自身得るものが多く、この頃、個人の鑑定を行っても、見えるところが増えてきた気がします。
接客業では、「ここにいるかぎり、そのお客様には楽しんでもらえるようにしよう」という初心に返り、とくにバーなどお客様とコミュニケーションできる環境にあるときは、誠心誠意で対応しています。またカクテル・コンペで見たことを自分なりに生かそうと、カクテル作りの所作などにも気をつけています。
英会話の勉強も、独学的な方法ですが、やっています(ヒアリング重視)。
これらはすべて自分をいろんな意味で向上させようという、はっきりとした意志から出ています。
今、たぶん一つのステップを上がろうとしています。
この流れは、今年の春から出てきたもので、ここに至るまでにはかなりきついものがありました。
しかし、私には座敷童がいます。
今日もまた、がんばってきます。