好きなものには理由がある |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

ここ数日、キュウちゃんの姿が母猫共に消えてしまって、とてもとても心配しているzephyrです。

ここのところ、アイドルとか芸能人とか、著名人の顔写真をよく眺めています。
私は芸能界というものにあまり興味がなく、何かの番組にきれいな女優やアイドルが出てきていても、ほとんどスルーしてきました。
記憶に留まらない。
顔と名前など、ほとんど一致しません。
そりゃ、まったくということはないですが、その辺の知識は限りなく乏しいようです。

その私が、なぜ芸能人や有名人の顔を眺めているとかというと、占星術の研究のためです。
以前、ASC(出生時の東の地平線)の星座がその人の第一印象や外見にある程度の影響を与えるということを記事に書いたことがあります。
これは結構役に立つことがあって、たとえば出生時間が分からない人でも、顔を見て「ああ、射手座の顔だ」と推測できることがあります。そこから出生時間を逆算できるのです。
そうすれば、より精度の高い鑑定ができるわけですね。

私はよく鑑定で人にお会いするのですが、そのときにはやはりASCとお顔の様子を注意するようにしています。
ところが、一度お目にかかったぐらいでは、なかなかずっとその人の顔を記憶しているということもできません。私はそんなに記憶能力が高くないので。
データとして集計したいのなら、それこそ会う人ごとに「顔写真撮らせて下さい」ということでもしないと難しいのですが、これもかなり怪しい行動です。
「いったい、何に使うつもり?」などと疑われかねません。

そこではたと思いついたのが、出生時間まで判明している芸能人や著名人のデータなら集計可能だということです。
そういうわけで集めた情報を元にホロスコープを作成し、ネットで顔写真などを確認しているわけです。

やはり全体的傾向があるようで、その星座ごとの特色は発見できます。
しかし、中にはその星座のセオリーから大きく逸脱している顔もあり、「この人、ほんとの顔なんだろうか? 整形したりしてない?」と疑うことも。
まあ、型にはめることはなかなかできませんが。
あるいは集めたデータの方が間違っているか。

普段スルーしまくっていた芸能人、アイドルたちの顔を並べてみて、もう一つ気づいたのは、やはり自分も男で、どうやら明確な好みがあるらしいということです。
どうやら私は水の星座(蟹、蠍、魚)のASCの女性の顔が好きらしい。あくまでも顔ね。
その辺の女優とかアイドルの中には、有意な確率で好みの顔が存在しているようです。

これは私の出生金星が、蠍座に入っているためです。
つまり男にとって、金星は恋人の星であり、自分が反応する好みの女性を暗示するからです。
私の場合、蠍と同じ水の星座の顔に磁石が振れるわけですね。
しかし、ほかの射手座あたりにも好みが偏っているようで、これはどうしたことかと思っていると、出生後、移動している金星が射手座に入っているのです。

この金星、あと3年もすると射手座を抜けます。
すると、山羊座に入るわけですが、そのときには当然、好みが変化すると思われます。
今まで反応しなかったASCの顔に好感を持つようになるはずなのですね。

このあたりの変化は、自分自身で確認できるので、楽しみです。

ちなみに女性は、火星の入っている星座で好みの傾向を読み取ります。
火星が星座の境界を越えたとたん、それまでとまったく違った男性経験をするようになる女性もいます。