我が家の周辺で先陣を切って、楼梅が咲きました。厳しい寒さが続いても、春の訪れが遠くに感じられても、なにもいいことなんかないように思えても、それでも君は咲く。どんな苦しい時が存在しても、存在価値などないように思えても、無に帰したいと思うことがあっても、それでも君は咲く。どんな時も、どんな冬も、過ぎないことはないのだからと、ただ告げるように、君は咲く。君の姿に、春を見つける。君の香りに、春を感じる。君の笑顔に、愛を思い出す。