クチコミネタ:学校の嫌な思い出
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私はド田舎ではないのですが、町からちょっとはいるといきなり過疎といた山の中に育ちました。
距離的にはたいしたことないのですが、ぽつんとそこだけ過疎地なのです。
そこに小学校だけはありました。
私が小学校の頃といったら、それはもう30年以上も昔の話なのですが、なんと全校生徒が30人にも満たない状態でした。
同級生はたった一人。
つまり学年に二人しかいないのです。
そんな中で育ちました。
小さい頃は、よく上級生からいじめられていた泣き虫でした。
体育の授業(走り高跳びをしていた)で左腕にひびが入ったときも、なんやかやいじめられてました。
だいたいがひびが入ったとき、先生でさえ、最初は私が嘘を言っていると疑っていて、「もういっぺんちゃんと跳びなさい」と言われ、半泣きで飛びましたが、肘関節は曲げも伸ばしもできない状態で、猛烈に痛くて、ろくに跳べるはずもありません。
授業の後、靴下や靴をちゃんとはき直そうとしたのですが、それさえもままならない状態で、痛みに涙をこぼしながらやっっていたら、ようやく先生も信用してくれ、病院へ。
骨折が判明し、その女の先生は私の親に謝ったそうです。
やはり日頃の行いがものを言うのでしょうか。
人の信用は大事だと、身をもって体験した出来事でした。
ギブスを付けて登校していると、また上の子にさんざんいじめられました。
こづき回されました。
正直、悔しかったですね。
小学校の頃の嫌な思い出の代表と言えばその事件で、中学校になるともう一つあります。
何せ田舎育ちです。
中学校になると町です。いきなり一学年が140人くらいに膨張し、少年は思ったのです。
「この人間はどっから湧いてくるんだ」と。
そして田舎育ちゆえ、トイレなんかは普通にのびのび使っていました。
すると、どうも学校で大きい方を使うのは恥ずかしいというような風潮があったらしい。
トイレに入って頑張っていると、外からドアを叩かれ、からかわれ、「うんこちゃん」呼ばわりされてしまいました。
生理現象で使って、なにが悪いんだよ!
以来、なるべく家ですませてくるようになりましたが、いまだによくわからない出来事です。
しかし、こんなつまらないことからもイジメって始まるのでしょうね。
子供の頃って、意外にみんな残酷なのです。
私もありんこを虫眼鏡で焼いたりしていました。結構、平気というよりも、何も考えず、ただ面白いからやっていただけです。
命の貴さとか、そういう考えはいっさいありません。
結局、そういうことをちゃんと教えてくれる人がいないと、ろくなことにならないし、イジメなんかも平然と行われてしまうのでしょうね。