本物の占いは当然当たります |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

クチコミネタ:当たる占い

クチコミ番付参加中


本文はここから


まあ、こんなクチコミが出たら書かないわけにはいかないだろうと。
作家であると同時に、占術家の端くれですから。

私は高校生の時に占星術に目覚めました。
ほんとにわけのわからない吸引力で、占星術というものに引きつけられてしまいました。
ここでいう占星術は、いわゆる12星座占いとは違います。
個人の出生時のホロスコープを作成する、本格的なものです。
それには当時は入手に手間のかかった天文歴(エフェメリス)を取り寄せる必要もありました。
ホロスコープ作成には、面倒くさい計算も必要です(今では占星術ソフトで一発ですが、当時は一人のホロスコープ作成に、3~40分はかかったものです)。

このような、いきなり上級編のような占いに自分が引っかかった理由は判然としません。
しかし、それをやってわかったことがあります。
自分の性格、友人の性格。
じつに当たっているように思えました。
そればかりではありません。
祖父や曾祖父の死。
それが自分のホロスコープに示されていたのです。
当たる。

確信しました。
それ以来、友人知人の占いを次々に受けていきました。

そして、さまざまな占術の勉強を行いました。
そしてもう一つ、突き当たったのが「四柱推命」でした。

四柱推命と西洋占星術。
この洋の東西で成立した、思想も方法もまったく異なる占いが、じつは一個人の占いをしたときに、ほぼ同じ結論になることに気づいた衝撃は、かなりのものでした。
たとえば婚期がいつごろになるとか、どの年回りはいい年、悪い年といった判定が、不思議に合致するのです。
これは偶然ではないと感じました。

よくよく考えれば、一人の人間を占えば、一つの結論になるのが普通です。
もし違っていれば、どちらかの占いが間違っているか、あるいは両方が間違っているかということになります。
しかし、この東洋と西洋で高度に完成された占術は、一致してしまうのです。
もちろんいい加減に、おおざっぱな占い方をすれば、違った結論にもなります。
それぞれにより得意とする分野、性質もあります。
しかし、出生時間までもきちんと分析した占いでは、二つの占いは寒気がするほど一致してしまうのです。

占いを信じない方もいらっしゃるでしょうし、拒否される方もいらっしゃいます。
それは別にかまわないと思います。むしろやみくもに、イカサマかもしれない占い師の言うことを盲信するより、はるかに健全です。
要はその占術家の品性の問題になるのですが。

1.本当に人の幸せの役に立とうと思っているのか。
2.それとも自分の言うことで相手をひれ伏させたり、あるいはお金を儲けること喜びを見いだそうとしているのか。

そういうイカサマ師が、占い全体のイメージを悪くして、世の中を食い物にしているのは確かです。
金儲けや売名のためにTVに喜んで出続け、偉そうなことばかり言う人間は信じない方が良いでしょう。まず間違いなく「2」の方です。
「1」のほうなら、人を脅して言うことを聞かせようとか、無理矢理信じさせようとかしないものです。
理性的に考えたら、誰でもすぐわかると思いますし、「1」ならその人に会って、明るい気持ちになれるでしょう。「2」なら、暗い気持ちになります。
そういう当たり前のことを重視して下さい。

イカサマでも、一般的なことを口にすれば、ある程度は当たったような気にさせられます。
たとえば若い女の子に、「あなた、恋愛のことで悩んでいるわね」と言えば、だいたい悩んでいない子はいないので、当たったと錯覚させられます。
その程度のことで、当たると錯覚しないように、常に理性的であって下さい。

その上で申しますと、四柱推命と西洋占星術。
この二つは、おそらく宇宙的な摂理に基づいた占いです。
当たります。

しかし、さらに私は申します。
運命は決まっていません。
未来は変えられます。
占いで指摘できるのは、「天気予報」と同じです。

明日は雨、明後日は嵐、だけどその次は晴れ。
しかし、そのときにどう過ごすかは、あなたの意志と選択で決まるのです。