魂の遊園地で |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

「真の相性とは」と「あなたの運命の人」の記事内容には、一見、矛盾と感じられるような部分もあるかもしれません。
「真の相性」では「どのような人とでも良い関係を築くことはできる」と書き、「運命の人」では「ツイン・ソウルやソウル・メイトなど、運命的な人が存在するかもしれない」と書きました。
これはどちらも真実です。

大事なのは今、自分の隣にいる人を愛することです(本当の意味での愛。厳しさも含む)。
まだそんな伴侶がいない人は、そんなお相手との未来をしっかり切望、熱望したらいいと思います。
思いは岩をも貫く。
これは本当のことです。

ソウル・メイト、ツイン・ソウルというのは、ある種の人には魅力的な言葉です。
私もこれは真実だろうし、そんな存在が身の回りにいるというのは感じます。
妻や子供たちは、間違いなく今生だけの関係ではないと確信しています。

しかし、ツイン・ソウルである相手が、首から「私はあなたのツイン・ソウル」なんてプラカードかけて歩いているわけはないし、目で見分けるのは困難です。
だいたい「君とぼくは運命の人、ツイン・ソウルなんだ」なんていって口説いてくる奴がいたら、これはもう限りなく怪しい(爆)。

だからね、結局のところ、そんなこと考えなくていいということなのですね。
そんなややこしいこと考えなくても、人はしかるべき時にしかるべき人に出会うようになっているものです。
そして、その出会いを一つ一つ大切に育んでいく。
それ以上のことはないのです。

ただ、「生まれ変わり」の知識は、世の中との関係性を失っている現代人には、やはり大きな救いや光をもたらすのですね。
この世は魂の学校、魂の遊園地。
何度も何度も繰り返し訪れては去る。
その過程の中で、きっと仲間はどんどん増えているはず。

この世に生まれて、今存在しているのは無意味なんじゃない!

そう確信できたら、この知識は横に置いて、現実を見ていけばいい。
きっと世界の見え方も違っているはず。