質疑応答でも良いかとは思いますが、このブログは今のところ、毎日、何百人かの読者が読んで下さっています(感謝)。
私としては、その方々の役にも立てればよいという考えもありますし、何よりもヒメヒコさんのコメントが、実はこの次に書こうと思っていたことの内容そのものだったので、やはり書かずにはいられないじゃないですか.
v(^-^)v
個人的には、このような問答がむしろ広がればよいと思っています。このブログを読んで下さっている方々は、とても奥ゆかしくて、あまり自己表現をなさらないようですが、実際には楽しみにされたり、喉が渇いたときのミネラル・ウォーターのように感じてらっしゃる方もいるようです。そういうご意見が、時折、届いてきます。
どうぞ、飲んで下さい。
おいしいかどうかわかりませんが。
少なくとも、まずくて吐き出してしまうようなことはないと思いますので。
>相性より努力、とはウチの祖母が私を諭す時よく言います。その事実は変えようがないし、勿論賛同しているのですが、その努力=苦労をこの人となら出来る!って思える人に出会うまで妥協したくないって思っちゃうんです。
>この人とならシビアな現実社会を共に苦労ながら漕ぎ抜いて行く事が出来ると決意できる人が“運命の人”という考えも間違っているのでしょうか?
はい。まさしく、このようなことが前回、書き足りていなかった部分なのです。
選ぶ基準についての間違いを指摘していたのですが、真の選ぶ基準はまさにヒメヒコさんが提示されているような中身であるべきだとも思います。
学歴や経済力や容姿や家庭環境ではない。
共に生きていくパートナーとしての基準です。
どのようなパートナーがいいのかは、人それぞれで異なっていますので、一概には申せません。
ヒメヒコさんは、きっとそういう真のパートナーを求める時期に来ているのでしょう。
これは、これを読む多くの人にも言えることかもしれません。
私は以前、飯田史彦先生の著書についての記事を何度か書きました。<関連記事>
飯田先生は欧米で研究が進んでいる「生まれ変わり」の研究調査成果を発表されました。
その中には、「ツイン・ソウル」というものがあるそうです(生まれ変わりの有無などは、ここでは問題にしません。過去の記事を読んで下さい)。
よく「ソウル・メイト」=「魂の友人・兄弟」という言葉が使われますが、それは輪廻転生の過程で出会い、結び合った魂の関係を意味するようです。
しかし、それ以上の存在もこの世には存在するようです。
「ツイン・ソウル」は、元々は一つの魂が二つ(あるいは三つ)に別れて地球に生まれ、それぞれの人生を経て出遭い、男女で生まれている場合は、多くは夫婦となり、この世での使命を果たしていく「お相手」のようです。
もともと一つの魂なので、いっしょにいても不思議な安心感で結ばれるようです。
もちろん、夫婦になることが目的でない場合もありますが、それでももともと同一の魂なのですから、男女の場合は強烈な吸引力を持つ二人のはずです。磁石のN極とS極が、ぴたりと張り付くような関係性を持っているに違いありません。
ただ「ツイン・ソウル」なら何でもうまくいくというのは思い違いで、「ツイン・ソウル」だからこそ別れずにいっしょにいられるので、その深い絆でお互いのまったく合わない部分を突き合わせて生きていこうとするようなケースもあるようです。
「ツイン・ソウル」でなくとも、人間の魂はこの現世に生まれてくる以前に、人生の計画を立てています。その中で、人生のしかるべき時にしかるべき相手に出遭うようにプランニングしているそうです。
ほとんどの場合、やはりパートナーを決めているようです。
その相手とは、やはりしかるべき時、しかるべき場所で出遭うように仕組まれているようです。
いつということも、わかりません。
また逆に、そのような相手との出会いを望みながら、一生パートナーに恵まれないという人生を、あえて選んでいる魂もあるようです。
これはかなり厳しい人生ですが、そのような人生の中で感じている苦しみや辛さが、その魂をよりいっそう成長させるようです。
つまり魂のこの世でのプロセスには、男女に関しては、「ツイン・ソウル」と出遭って共に生きていく人生」と、「ツイン・ソウルではないが、縁ある魂と結ばれて生きていく人生」と、「一人で生きていくことをあえて選択している人生」があるようです。
最後の場合だと、結婚を望んでいる人にはちときついですが、たとえば子供の問題があります。
結婚しても子供に恵まれないご夫婦がいます。
そんな中には、本当に子供がほしくててたまらないのに、お医者さんにもかかっていてどこも悪くないと言われているのに、「なぜか子供のできない」方もいらっしゃいます。
こういった方の中には、子供を得られない辛さを体験しながらも、そういう人生でしか得られない自身の創造的人生をまっとうしようという計画の元に生まれている魂もあります。
このようなちょっと辛い人生は、結婚に関してもいえます。
場合によっては「今回は望んでも望んでも結婚できない人生」を、あえて選んでいる魂もあるはずなのです。
しかし、長い輪廻転生の過程では、幸せいっぱいの結婚をしている人生も、子宝に恵まれた人生もあるはずなので、そういう体験をしたいのなら、かならずそういうときもあったはずだし、なかったのなら今後、かならずあるものなのです。
でも、困難な人生を選択している事実は、逆にその魂がかなり高度なことにチャレンジしていることを証明しています。
個人的な感想を言えば、ヒメヒコさんはすでに満足いっぱいの結婚生活よりも、より厳しい人生を選ばれいるようです。
難易度は、魂が熟成するごとにどんどん上がって行くようですので。
そういう意味で、より難しいチャレンジを行っているのだと胸を張られたらいいと思います。
魂の年齢が若いほど、人生は生きやすいようです(つまり小学校みたいに勉強もやさしく、運動も高度なことは要求されない)。
あなたが今、孤独を感じられても、それは決して無駄な孤独ではないということです。
それはより難易度の高い問題にチャレンジするための舞台装置です。
私は小説家ですので、実感としてわかります。
裕福ないい家柄に生まれ、すくすくと成長し、いい学校を出、一流企業に就職、やがて美人の奥さんをもらい、子供は3人、やがて孫は10人。実業家として成功し、たいした病気も得ず、高齢で大往生した。
そんな人生の物語を、誰が好きこのんで読むでしょうか。
読者が読みたいのは、逆境や苦境にめげず、努力し、這い上がった人物のストーリーです。
何もかも恵まれている人物の物語なんて、読んでいてもうらやましいだけで、共感などできません。
闇の中にある星の輝き。
それこそが物語を読みたい人の衝動です。
そして新しい物語を紡ぎたい人の。
魂のプロセスも同じだと思います。
だから、真のパートナーとの出会いを思う存分、待ち望んで下さい。
今の孤独も味わって下さい。
それでいいのです。
個人的な意見ですが、ヒメヒコさんにはきっとふさわしいパートナーが現れると思います。
きっと。