かねてから予告していた、ZEPHYRで創造する名探偵Kの、記念すべき第一作の内容に関して、今日インスピレーションを得た。
大学で講義をしている最中の出来事だった。
私はこういう多重思考ができる人間で、講義をしながら別なことを考えていたりすることがある。
もちろん講義はちゃんと筋が通っている(と思う)。
講義の中で取り上げた作品が、一つの鍵だった。
Kのデヴューはこれしかない。
閃光のように頭に突き刺さってきた。
私が目指すものを真正面から堂々と取り上げて勝負しよう。
それには同じ土俵に上がらなければならない。
ただ形だけでなく。
ただ結果的に形が似ることもあるだろう。
なぜなら目指すものに思い入れがあれば、そこに共通した色が出ることもあるだろうし、あえて共通色を狙うことで真正面から勝負をかけることだって可能になる。
というわけで、予定としては来年の春には創作に取りかかろうかと思う。
今年中に私は来期の大学のテキスト原稿を上げる必要があり、これはどうしても優先されてしまう。
「リメンバー」に関しては今停滞しているが、共作者のくゆるが年内は年明けまでは忙しそうなので、これもちょうどいい冷却期間になるだろう。
べつにやまてしまったわけではない。多忙なだけだ。
とはいえ、「リメンバー」は来年の春までに完成させるのが望ましい。それでも一年遅れなのだから。
しかし、焦ったところで仕事が効率的に片づいていくわけではない。
一つ一つやっていこう。