3/3 ZEPHYRの風の吹くとき |  ZEPHYR

 ZEPHYR

ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

薫葉君が告知するまでは控えておりましたが、皆様にお知らせします。

3月3日(金曜)午後7時、岡山の「ギャラリー木陽」 という喫茶店で、毎月催されている「夜想」の会で、簡単な講演というか座談会のようなものに参加させていただくことに相成りました。

場所などは薫葉君のブログに詳しく載せられているので、そちら をご覧ください。


彼からはこれまでに何度もオファーがありながら、実現には至りませんでした。

ここへ来てそれが突如可能になったのには、見えざる理由があります。

「ZEPHYR」の発足と活動開始、フォーチュンテラーとしての活動、大学の講師となること、これらすべては昨年のある時期に同時に動き出しています。厳密にはずれがありますが、占いなどもこれらの動き出す時期に本格的な場の提供を受けたり、注文が増加したりと、完全にシンクロしていました。


これらは私は眠りから覚めた証であることを、ここにあらためて宣言しておきます。

私のためにこれまでいろいろ宣伝してくれたり、動き回ろうとしてくれた薫葉君に、私はここ数年間ずっと逆のことを言い続けてきました。

「今はその時でないからよけいなことはせず、自分の実力を養成するように」

彼には「?」だったようです。

これは彼の立場には当然のことで、なぜ私がもっと積極的に動かないのか、もどかしくて仕方ないようでした。


しかし、他人の目からは絶対に理解できないことというのが、この世にはあります。

その時間の流れを私は感じ続けていました。

「今はその時でない」

それは直観していました。理屈や利害ではないのです。


しかし、今は

「今はその時が至りつつある」

時です。


どうして?

なぜ、今なの? 二年前、三年前じゃいけなかったの?


この10年という歳月。前世紀から今世紀に至る月日の間に、何が世の中で起き、私がその中で「冬眠」していた真の理由をお話ししましょう。

そして、日本で初めての(もしかすると世界初?)本格的な小説創作集団「ZEPHYR」の設立の動機と、推理文壇の現状、その中での野心をお話ししようと思います。


今、文壇では何が起きているのか?


何が作家たちを待ち受けているのか。


その果てには何があるのか?


そこにあるのは、おそらく大原美術館にあるフレデリック・レオンの「万有は死に帰す、されど神の愛は万有をして蘇らしめん」のような光景でしょう。

私は昨年の夏、初めてその絵画を目前に見ました。

そしてそれは今に続く啓示であったと思いました。


皆様、お楽しみに。もしおいでいただけるなら、ほかでは聞けないお話をさせてもらうことをお約束します。

会には私が長くミステリーイベントでタッグを組んでいる方、そして「ZEPHYR」スタッフからは薫由記(くゆる・ゆき)と薫葉豊輝(かおるは・ひろき)の両名も参加いたします。