師匠の田総先生があるとき言っていたこと。
田総先生の師匠の野口晴哉先生の講義内容で
「いのち」とおっしゃっている言葉は
全部「神さま」と置き換えても文脈が通るんだよねって。
田総先生は野口晴哉先生が亡くなるときに後継指名された方。
「いのち」の運営には「わたし」という自我意識は一切関わっていない。
運営は無意識運動が行なっている。
酸素の採り入れ
消化
体液、血液の循環
すべては無意識運動が運営している。
このカラダに意識が宿る以前から無意識運動は営まれている。
卵子に精子が着床してからだろうか?
でもそれ以前から卵子は活動してるし
精子も活動していた。
頭の中の思考は自分で意識的に行っていると考えるひともいるけれど
実はそれすらも怪しかったりする。
なぜその思考が今、浮かんできたのか自分では分からない。
どこから浮かんできたのかすら自分で分からないのだから。
この無意識運動に影響を与えるのが
うちから湧き起こる要求
腹が空いた~という食欲要求
SEXをしたいという生殖要求
〇〇がしたいという要求は
ぼくらのカラダを突き動かしていく。
なんでそうしたいと感じたのか分からない
どうしてそんな考えやアイデアが浮かんできたのか分からない
よく分からないけど
浮かんできてしまったものに
ぼくらは動かされて生きている。
会社を辞めたい~って思いだって
理由や理屈は後からくっつけたものであって
最初に、もう嫌だぁ~が湧きおこっていた。
人との別れだって
もうこの人と関わるのは無理~って
湧きおこっちゃったんだもんね。
思いやりがないとか
言葉使いがキツイとか
理由をいろいろ集めてくるけど
最初にあったのは
うちから湧き起こってきた「嫌~」。
恋に落ちるときなども
ずっとこの人と見つめあっていたい~って
この人に触れていたい~って
湧きおこっちゃったわけで
顔が好み~
周囲に対する優しさが素敵~
いっぱい理由は集めてくるけど
最初にあったのはなぜだか「惹かれる」って要求だった。
「いのち」を大切にする=うちから湧き起こる要求を大切にする
とってもシンプルで大切なこと。
ふれて愉気をしていくときに
目の前の人の要求はなんだろうって
とっても大切な見方になる。
YouTubeがオススメしてくれた動画
神さまが人間に生まれてきたという6歳のトキ君。
人間は魂だけでは動かないんだって
神さまのわけ御霊が中から操縦することで初めて動くんだよって。
湧きおこってきた衝動やインスピレーションとして感じられる
神さまの操縦に従ってねって言っている。
動画に流れているエネルギーがとっても心地いい。
使っている言葉が異なるだけで
表現していることは同じだよね。
「わたし」という自意識は「いのち」の運営に関わっていないってこと。
発生生物学の岡田節人博士は
「いのち」というのは、いまだかつて一度も途切れたことのないものです
と、話されている。
その途切れたことのないものが
ぼくらを運営している本当のOSなんだよね。
「いのち」を大切にする=うちから湧き起こる要求を大切にする
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