抑鬱亭日乗 -23ページ目

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 京都でも新型コロナウィルスの感染者数が急に増えている。

 12月は一日に20人~30人くらいで推移していた。

 年明けから毎日100人以上の新規感染者が報告されている。

 小生の住む田舎でも毎日数名の新規患者がでている。

 東京に比べると微々たるものではあるが。

 

 昨日、京都、大阪、兵庫の知事が国に緊急事態宣言を出すように要請した。

 関西では奈良、滋賀でも患者が急増している。

 首都圏に比べると屁のような数ではあるが、確実に増加傾向にある。

 

 総理大臣の一言に驚いた。

 曰く「・・・もう数日の状況をみる必要がある」と。

 この御仁は関西を軽視しているように思える。

 関西圏は首都圏に比べると医療体制が整っていない。 

 関西でこのままコロナウィルスの患者が増えると、通常の医療に大きな影響を及ぼす。

 この辺りで人の往来を止める必要がある。

 

 総理大臣は関西の状況を軽視しているように思えてならない。

 職務上の事情により、相続の話を聞くことがある。

 小生は相続財産の財産評価はするが、依頼者と直接会話することはない。

 聴くというより、聞こえてくるという表現が適切であろう。

 

 全ての事案に当てはまるわけではないが、財産家の相続人は相続時に争う。

 人は莫大な財産を目の前にすると、兄弟であれ、「財産を渡したくない、あの財産が欲しい」と思う生物である。

 遺産分割で醜い争いが展開する。

 相続に関係ない相続人の配偶者が遺産分割に割り込むケースもあった。

 「弁護士いれて話しようや」という御仁もいる。

 親が財産を残しすぎ、一人っ子の相続人が相続税8,000万円を納付したケースもあった。

 

 結論は「財産を残して死ぬな」ということである。

 評価額が高い広大な土地の分割で兄弟喧嘩が勃発しやすい。

 その喧嘩は傍から見ていて醜い。

 「美田を遺す」ことが子孫に良いとされるが、小生は「美田は残すな」と主張したい。

 

 本日が仕事始めである。

 「明けましておめでとうございます・・・・・」

 何がめでたいのか理解できないが、このフレーズから新年が始まる。

 

 年末の30日から昨日までが休みであった。

 30日から年明け2日まで寝続けた。

 疲労が堆積していたのだろう。

 1日に3回昼寝しても夜はしっかり眠れた。

 

 寝る時間が長かったので、読もうと計画していた書籍は1冊しか読めなかった。

 『アウシュビッツ潜入記』(みすず書房、2020年)のみである。

 これは著者が偽名でアウシュビッツ収容所にしばらく潜入した後、脱出し上官に提出した書類である。

 文章は簡潔で読みやすい。1日で読了した。

 登場する人物が多く、細かい地名がよくわからないのが難点である。

 内容は壮絶である。

 2020年が終わり、2021年を迎えた。

 「元旦から始めよう」と決意したことがその年の大晦日まで継続したことはない。

 怠惰な性格は改善を見込めない。

 

 新約聖書のマタイ伝で「軽々しく誓うな」という旨のフレーズがある。

 人間は様々な誓いをたてるが、誓いを守ることは困難である。

 その誓いは自己の利益を最大化する行為であったりもする。

 そのような誓いを最初から立てるなというのがキリストの考えか。

 

 誓いはしないが、目標を立てることくらいは良かろう。

 キリストもそこまで禁じてはいまい。

 

 ブログの更新を1ヵ月で10回にしたい。

 この目標は毎年、立てるが達成されることは少ない。

 今年で一大プロジェクトを終えたい。

 

 皆様、今年もよろしくお願いします。

 

 

 本日は2020年12月31日である。

 本日をもって2020年(令和2年)が終了する。

 時の流れは速い。

 

 個人的に2020年は厳しい1年であった。

 挑戦に敗れた。

 薬の量を減らすことができなかった。減らしてもよいのかもしれないが、再発のリスクが大きい。

 無能から脱出しようと様々な工夫を凝らすが、あまり進歩していない。

 無能な人間は死ぬまで無能なのかもしれない。

 

 両目が見えて自分の脚で歩けるので、これはありがたいことである。

 幸福のハードルは高く設定しないようにしている。

 小生は幸福を日常生活で見出すものだと考えている。

 成功が幸福ではない。

 

 2021年を死なずに迎えられそうだ。