始動 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 本日が仕事始めである。

 「明けましておめでとうございます・・・・・」

 何がめでたいのか理解できないが、このフレーズから新年が始まる。

 

 年末の30日から昨日までが休みであった。

 30日から年明け2日まで寝続けた。

 疲労が堆積していたのだろう。

 1日に3回昼寝しても夜はしっかり眠れた。

 

 寝る時間が長かったので、読もうと計画していた書籍は1冊しか読めなかった。

 『アウシュビッツ潜入記』(みすず書房、2020年)のみである。

 これは著者が偽名でアウシュビッツ収容所にしばらく潜入した後、脱出し上官に提出した書類である。

 文章は簡潔で読みやすい。1日で読了した。

 登場する人物が多く、細かい地名がよくわからないのが難点である。

 内容は壮絶である。