目覚め | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 小学校5年、6年の担任だった先生に叱られている夢をみた。

 夢ではなく、現実と変わらない。

 叱りを受ける理由は分からないが、先生は私に何かを理解させようと全力で叱っている。

 横にはいつも一緒に叱られていた友達が同じように叱られている。


 実際にあったことが脳内で複写されたのだろうか。

 そうであれば、この記憶はどこに収納されていたのだろう。

 なぜ、この日にそんな夢をみるのか。


 怠惰な私にテレパシーを送信しているのだろうか。


 後味の悪い夢だが、子供の頃の感覚で遊んでいられた。


 その先生は私が厄介になった先生の中で最良の教育者である。

 全身で、全力で教育に取り組む先生だった。

 この先生を超える教育者をみたことがない。


 今頃、校長先生になってるのか。

 いつまでも現場にいたいといいそうだが。