霜月 | 抑鬱亭日乗

抑鬱亭日乗

複数の精神疾患を抱える者の独言を忌憚なく収録する
傾いた視線からこの世はどのように見えるのか

 本日をもって2011年霜月が終わる。

 あと1か月で2012年。時の流れは速い。


 もうしばらくすると、忘年会シーズンが到来する。

 一年に一度の憂鬱な時期である。


 このような会に精神的苦痛を感ずる。

 集団で飲食するのが楽しいのが普通の人の感覚だろうが、私は違う。

 行きたくないのだ。

 嫌なものは嫌だ。


 しかし、事情により行かざるを得ない。

 仕方がないからガブガブと麦酒を呑み、焼酎を呑み、無理やり自分を酩酊させる。

 酩酊すれば少しだけ、苦痛が和らぐ。


 避けたいが避けられない拷問の到来に一人で怯えている。