共楽
今日から銀座でラーメンを食べ歩きする。
仕事で銀座に通うようになってからすでに20年が過ぎた。
最近は家賃の高い銀座にもどういうわけかラーメン屋が多くなったが
当時、銀座にラーメン屋(専門店)ってものは少なかった。
でも共楽は昔から今の場所にある。
そして昔からラーメンの名店として雑誌等で紹介され続けている。
以前は昼時は常に行列していたので入れなかった。
今でも混んでいることに変わりはない。
昼休みにラーメンを食べるにあたり、行列をいかにクリアするかが大きなポイントだ。
4月から配属が変わったおいらには昼当番(つまり留守番)が一週間に一度回ってくる。
この日にラーメンを食べることにすれば、ラッシュにぶち当たらなくて済む。
この企画の一番手は共楽にした。
まず昔からの名店の味を確かめようというわけだ。
10年以上前に一度食べたことがあったが、その時は満足できなかった。
若いうちは味より量を重視する面がある。
こってりしたものを好む傾向もある。
当時の自分には共楽のラーメンは合わなかった。
でも今は違う。
年をとって良かったと思うのは、量を求めなくなったことだ。
そりゃあ焼肉をいくらでも食っていいと招待されたときとかはちょっと寂しい。
それでも満足はできる。この満足できるというのが重要だ。
で、共楽のラーメンである。
腹が減っていたので(前述と矛盾?)チャーシューメン(750円)にした。
でも他の客を観察しているとワンタンメンが主力のようだ。
スープは醤油。醤油でコクがあるラーメンにあたると嬉しくなる。
醤油ラーメンはごまかしが効かないからね。
麺も美味し。
やっぱり昔からの名店だけのことはある。満足!
次はワンタンメンを食べに来よう。