外国人のサムライ好き
今日の新聞のスポーツ欄にトンガ出身のラグビー選手が帰化したと報じられていた。
日本名はルアタンギ・侍バツベイ。
サムライに憧れる外国人って多い気がする。そういえばジーコジャパンもサムライブルーなんて言ってた。もっともジーコがそうしたいといったのかは知らないが・・・。
いったい外国人はサムライのどこに惹かれるのか。
単にオリエンタルな郷愁ってわけでもなさそうだし
自分の子供のころはカウボーイに憧れる子供達って多かった気がする。それはもちろん米製テレビ番組の影響なんだろうけど、カウボーイのどこに惹かれたかというと、拳銃をバンバン撃つ、馬に乗っている、投げ縄が上手、カウボーイハットがカッコイイ、なんてところか。
言ってみればカッコに憧れているということだろう、子供だし。
外国人もサムライの 刀を振り回す、ちょんまげを結っている、ところに憧れているのか?
そんなわけないな。大人でカウボーイに憧れている人ってそういないし、よっぽど牛好きぐらいか。
やっぱりサムライの「責任感」に共感を感じているんだろうな。
腹切って自らの不始末の責任を取る。サムライの存在感はこの潔さに尽きる。
翻って鑑みるに最近の日本人にはサムライはいない。
政治家・警察上層部・公務員上層部・・・。
権力を持つほど卑屈になっていく。
奴らが潔く自らの非を認め進退を決するようになれば、この国はどれだけ風通しが良くなることか
ああ、スポーツコメントのつもりが愚痴になっちまった。