全日本東京倶楽部バンド -60ページ目

外国人のサムライ好き

今日の新聞のスポーツ欄にトンガ出身のラグビー選手が帰化したと報じられていた。

日本名はルアタンギ・侍バツベイ。


サムライに憧れる外国人って多い気がする。そういえばジーコジャパンもサムライブルーなんて言ってた。もっともジーコがそうしたいといったのかは知らないが・・・。


いったい外国人はサムライのどこに惹かれるのか。

単にオリエンタルな郷愁ってわけでもなさそうだし


自分の子供のころはカウボーイに憧れる子供達って多かった気がする。それはもちろん米製テレビ番組の影響なんだろうけど、カウボーイのどこに惹かれたかというと、拳銃をバンバン撃つ、馬に乗っている、投げ縄が上手、カウボーイハットがカッコイイ、なんてところか。

言ってみればカッコに憧れているということだろう、子供だし。

外国人もサムライの 刀を振り回す、ちょんまげを結っている、ところに憧れているのか?

そんなわけないな。大人でカウボーイに憧れている人ってそういないし、よっぽど牛好きぐらいか。


やっぱりサムライの「責任感」に共感を感じているんだろうな。

腹切って自らの不始末の責任を取る。サムライの存在感はこの潔さに尽きる。

翻って鑑みるに最近の日本人にはサムライはいない。

政治家・警察上層部・公務員上層部・・・。

権力を持つほど卑屈になっていく。

奴らが潔く自らの非を認め進退を決するようになれば、この国はどれだけ風通しが良くなることか


ああ、スポーツコメントのつもりが愚痴になっちまった。