全日本東京倶楽部バンド -47ページ目

クワガタ捕まえた

クワガタ
朝の散歩に出る際にマンションの通路でクワガタを見つけた。
我が家はマンションの最上階にある。最上階といっても最近流行りの超高層マンションではないので取り立てて強調することでもないが、丘の上に立っているので周りには遮るものはなにもない。当然風はめちゃくちゃ強いわけでその風に乗って来るのか、通路側には虫がたくさん来る。一番多いのはカメムシで迷惑この上ない。夜になると各戸のドア上の電灯付近を十数匹飛び回っている。同じ階のある住人が殺虫剤を撒いて三十匹ぐらいの虐殺に成功したにも関わらず翌晩には変わらない数のカメムシに襲われていた。あのカメムシの死骸を掃除させられる管理人さんも大変だが・・・。コガネムシはともかくカメムシとか蛾とか蜘蛛の類いばかりで困る。あとは夏の終わりになると毎日のように蝉がひっくり返っている。死んでると思って横を通り過ぎようとすると突然ジジジといって飛び回ったりするので心臓に悪い。他にはカマキリがいたりヤモリがいたり楽しいこと?もあるが、スズメバチがポストにとまっていた時は往生した。追い払う訳にもいかずどうしようか思案しているとスズメバチは向きを変えおいらと正対した。敵意満々だったのでその日は朝刊を諦めた。
クワガタの話である。図鑑で調べると捕まえたのは角(はさみ?)の形状からしてコクワガタだ。早速カエルを飼っていた飼育箱にいれ、かみさんが昔収集していた流木を入れる。かみさんは脱脂綿に水を湿らせ砂糖を降りかけたものを入れた。そんなものを舐めるんだろうか?ビールに黒糖ならわかるけど。とりさん家のマンションではやっぱりクワガタが飛んでくるそうで何匹も捕まえて飼っていると言っていた。うちと同じで山の上のマンションなのでそうなのかも知れない。
とにかく夏の最後のイベントになった。コクワガタは小さいけれどはさまれると結構痛い。長男はコクワガタを持てるようになったが、まだ指を挟ませてみる決心はつかないようだ。