鳳凰に遭遇する
日曜日はかみさんが友人の結婚式二次会の打ち合わせで出かけてしまったので、おいらが子供二人の面倒を見ることになった。長男は午後からサッカーの練習だったので準備をさせて送っていく。練習場の小学校までは徒歩で10分程度かかるので2歳の次男はベビーカーに乗せていった。午後1時からの練習の最初は準備運動なのだが、保育園組の動きはどこと無く怪しい。運動の意図よりつい隣との競争になってしまうところが笑える。それにしてもコーチの言うとおりに運動しているのだから、三ヶ月ほどで随分と成長したもんだとつい涙腺が緩む(笑)。同じ保育園組のお父さんと話をする。うちの長男がサッカー中継を好んで見ていると聞いて感心していた。もっとも集中力は15分ぐらいしか続かず、すぐにボールを部屋の中で蹴りだし、怒られることになるのだが。
練習が始まって30分ほどは次男もおとなしく見ていたが、そのうち飽きてきたので一旦家に帰り、サッカーボールを持ってマンション脇の公園に行った。次男も長男の影響でボールを蹴るのが好きだ。長男とはタイプが違いドリブルを好む。あと半年して三歳になれば足元もかなりしっかりしてくるからもっといろいろできるようになるだろうから長男と一緒にサッカーができるようになるかもしれない。やっぱりスポーツは次男のほうが上達するように思う。なんつったって身近に手本&目標がいるからね。
で、長男の練習は5時で終わり、また次男と一緒に迎えに行く。次男は歩いていくというのでベビーカーなしで行った。小学校は丘の上にあるので結構な上り坂だ。案の定次男は途中で抱っこと言い出し、一度抱いたら降りようとはしなかった。
先日の大会で3位になった賞状をコーチがカラーコピーしてチーム全員に配ってくれた。賞状なんてものを貰うのは生涯初体験の長男はなんとも言えず嬉しそうだ。その帰り道、ふと空を見上げると鳳凰が飛んでいた。これはなにかの吉兆か? 誰かのおこぼれに預かったのか? それにしても良い気分だ。