全日本東京倶楽部バンド -18ページ目

ウルトラソフビ道~ゴモラ

エレキングに続いて買ったソフビはゴモラだ。このゴモラも腹とか腕の質感が良くできている。
ゴモラはウルトラマンの中でも魅力的な怪獣だ。まず一話では倒されないという点。続くになる話はウルトラマンでは他にないんじゃない?子供にとっては強いことはとっても大事なポイントだ。だから一回目で倒せず、ウルトラマンを再登場させた怪獣は評価が高い。だってウルトラマンって究極の“出し惜しみ”ヒーローだ。作品を見直してみるとウルトラマンはなかなか出てこないし、出てきてもナンタッテ3分間しか戦えないので、ちょっと戦ってすぐスペシューム光線でけりを付けてしまう。そりゃ誰でも怪獣と肌を合わせて長々と戦いたくはないだろうから、すぐにスペシューム光線を使うことは理にかなっているし、その一撃で怪獣が倒されてしまうことも必殺技としての地位を確かなものにしている。まさに計算ずくの“出し惜しみ”。そのかわり人間ドラマをしっかり作っている。それは決してお子様向けのものではないからこそ大人になってからの鑑賞にも堪えられる。そう考えると最近のウルトラマンって工夫が足りないなあ。簡単に変身するし、必殺技はすぐに破られて次々と新兵器が登場するし、それどころかウルトラマンすらたくさん出てくる。前回も書いたがもったいない精神を持たなけゃダメだ。猪木だって卍固めを多用し始めてから駄目になったもんね。


閑話休題。
ゴモラの話である。ゴモラが他の怪獣と一線を画している点は、尻尾を切られてしまうところだ。普通そのような大きなダメージを受けるとそのままやられてしまうもんだがゴモラは違う。尻尾無しでも平然としているし、切られた尻尾が暴れ回るという秀逸なアイディアがたまらない。ウルトラマンマックスでも同じシーンがあったことは言うまでもない。来年のウルトラマンフェスティバルではゴモラ尻尾無しバージョン(切られた尻尾付き)の発売を強く望むのであった。

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